ニュージーランド出身でリップカールライダーのエリオット・パエラタ・リード(18歳)。サーファーである父親に連れられ、12歳の時からインドネシアのニアスを訪れていると言います。今年も例外なく、8月に18日間滞在したそうです。

そこで今回の動画は、エリオットのニアスでのサーフ映像をお届けします。エリオットにとって忘れられない夢の様なトリップとなった今回。果たして、どのような波との出会いがあったのでしょうか。

滞在最初の2週は、3~4フィートほどのファンウェイブが続き、一日3ラウンドはサーフしていたと言うエリオット。海の様子が一変したのは、最終週だったと言います。最終週には2つのスウェルが押し寄せ、一つ目のスウェルから十分にビッグサイズで、これまでの人生においてトップレベルに入るほどのベストウェイブを楽しんだそう。

しかし、その2日後に到来した2つ目のスウェルが、さらに思い出深いものとなりました。スウェルの向きが一つ目の時よりも南寄りであったため、波のホレ具合とリップの厚みが、一つ目のスウェルの倍くらいとなるパーフェクション。サイズは8フィートで、風は微風という理想通りなコンディションだったそうです。

ラインナップの雰囲気はとても良く、みんなで順番に波に乗っていたと言います。そのため、自分の番になったら、どんなにサイズがあっても突っ込むのみ。そんな中で掴んだ波が、生涯忘れられないほどのバレルとなったそうです。

ちなみに、ボートから撮影してくれていた父親は、満面の笑みを浮かべながらスピッツと共にバレルを抜けてきたエリオット以上に、大きな笑顔を見せていたと言います。また、その際の一回のセッションで収められたビデオの撮影時間は、ほぼエリオットがメインであるにも関わらず、10分近くに及んだそうです。


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