カウアイ島(出身)で21歳のカイマナ・ハキアス(Kaimana Jaquias)。父親は80年台にコンテストの世界で活躍していたカイポ・ハキアスです。そんな二世サーファーのカイマナは、2010年、将来のトッププロを占うNSSAナショナルズで優勝を果たしています。

2013年には、ハワイアンローカルのワイルドカードとしてパイプマスターズに出場し、シェーン・ドリアンやブルース・アイアンズといった名立たるサーファーを押さえ、ワイルドカード出場者の中で最高順位となるラウンド3まで勝ち上がりました。

今回の動画は、そのカイマナによるバリ島でのフリーサーフ映像となります。注目なのは、太いラインのカーヴィング。ハワイアンサーファーの大きな特徴ですが、やはりカーヴィングが力強く、スプレーの量が凄いですね。

トリプルクラウンの開催されるオアフ島のハレイワやサンセットを見ても、広いオープンフェイスでのサーフィンが求められ、そこで大きなカーヴィングを見せる先輩サーファーの存在があるからこそ、若手ハワイアンであっても、似たような道を目指すのかと思います。

2013年にサンセットで開催されたバンズ・ワールド・カップで優勝した若手ハワイアンのイズキール・ラウがインタビューで、「サンセットでのサーフィンは、先輩サーファーたちの長い板を使ったライディングを参考にしてきたんだ」と話していました。つまり、オールドスクールから良い面を取り入れ、かつエアーといった最新マニューバを取り入れているのが若手ハワイアンの特徴のような気がします。

オープンフェイスでのライディングが注目となった2014年度トリプルクラウンの第一戦と第二戦の過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

トリプルクラウン第一戦

トリプルクラウン第二戦


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