ブラジル出身のウィゴリー・ダンタス「Wiggolly Dantas」(25歳)。従来のブラジリアンサーファーと異なり、ラインの太いパワフルなサーフィンで魅せるイメージが強いサーファーです。そのため、特に強いのがビッグサーフといったコンディション。
ウィゴリーが注目を集めるきっかけとなったのはオアフ島ノースショアのパイプライン。2006年にパイプラインで開催されたモンスターエナジー・プロでは、10フィート近くのビッグウェイブが押し寄せるコンディションの中、クオーターファイナル進出を果たしました。
ローカルハワイアンが大勢参加したコンテストにおいて、当時16歳のブラジリアンサーファーとしては快挙と言えますね。しかも、その時の結果が偶然ではないと証明したのが昨年2014年度ボルコム・パイプ・プロ。
ファイナルまで進出したウィゴリーは、勢いそのままに2位という結果を残したのです。ちなみに、優勝は11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター。出場者もそうそうたる面々だったので、いかに素晴らしい結果であったのか分かりますね。
今回の動画は、そんなウィゴリーのサーフ映像となります。ブラジリアンサーファーとしては、少し遅いツアー入りではありますが、その分、成熟したスタイルを持つウィゴリー。チョープーやパイプラインといったヘビーウォーターで開催されるツアーイベントでは、注目のサーファーとなることは間違いないでしょうね。
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