先日の記事でお伝えしたよう、サイクロン「Ola」のスウェルによって盛り上がっていたゴールドコースト。スナッパーやキラといったメジャースポットは期待外れとなったものの、ミック・ファニングなどは波を当て、その映像をお届けしましたね。
ミック・ファニングらトップオージーがサイクロンスウェルのベストコンディションでセッション
今回の動画は、そんな少し期待外れとなったスナッパーの映像をお届けします。登場するのは、アッシャー・ペイシー、ステファニー・ギルモア、ディミティ・ストイルなど。スタートがアッシャー、0:24~からディミティ、1:57~からステファニーが登場します。
それにしても、とんでもない混雑ですね。サーフィンを楽しむというより、接触しないように気にしながらのライディングかと思います。波は、本来のスナッパーとは程遠いですね。しっかり地形が決まっていれば、グリングリンのチューブセクションが多いですから。
気になったのはディミティのボード。ボードのノーズエリアにメインスポンサーを示すステッカーがありません。昨シーズンからワールドツアーに参戦し、今年2015年もツアーに残ったほどのサーファーですが、ツアー入り当初からメインスポンサーは付いていませんでした。
メインスポンサーが付いていないウイメンズのツアーサーファーで言えば、2014年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したジョアン・デフェイも同じです。ただ、ジョアンに関しては、同郷のジェレミー・フローレスが、個人的に金銭面でサポートしていました。
ウイメンズのWCTサーファーは17名のみで、その17名に入ってもメインスポンサーがいないのは厳しい現実です。一方、数ヶ月前に豪スタブ誌が発表した高所得ウイメンズサーファーリストによると、コンテストの賞金やボーナスを抜いた推定収入として、アラナ・ブランチャード(180万ドル)、ステファニー・ギルモア(170万ドル)、カリッサ・ムーア(120万ドル)、サリー・フィッツギボンズ(110万ドル)と、日本円にして1億円超えが4名。
メンズ同様、ウイメンズの世界も少数精鋭にして、稼げるサーファーはどんどん稼ぐ流れとなっているのかもしれませんね。
アッシャーとステファニーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
後ろ足のポジショニングが参考になるフリーサーフ映像:ステファニー・ギルモア
2013年度WCTウイメンズno.5:ステファニー・ギルモア
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