ここ数年、よく目にするようになった潮津波での波乗り映像。満潮時の川で、波のように隆起した潮が、上流へと逆流することで発生します。当ブログでも紹介してきた中国やインドネシアでの潮津波などは、まるでパーフェクトウェイブのようなブレイクを見せますね。
まるで新たなサーフフィールドと思われがちな潮津波サーフィンですが、ヨーロッパの方では、以前から当たり前のように楽しむサーファーがいたそうです。では、なんで現在のように話題に上がらなかったのか!?
理由としては、ヨーロッパの潮津波サーフィンは、発生する潮津波のサイズが小さく、中国やインドネシアの潮津波と比べ、あまりサーフィンに適していないためだと考えられます。どちらかと言うと、流れるプールに近い感じではないでしょうか。
ちなみに、潮津波は自然現象のため、今でこそスポットライトが当てられていますが、昔から現地の人にとっては当たり前だったとのこと。そのため、英語名では「Tidal Bore」と呼ばれていますが、各地域で現地名があります。最も有名なのはアマゾン川で発生するポロロッカ(Pororoca)。上記リンク先のインドネシアのスマトラ島の潮津波はボノ(Bono)などです。
今回の動画は、ワインの名産地であるボルドー(フランス)近くにあるドルドーニュ(Dordogne)川での潮津波サーフィン映像となります。ここは何が凄いかと言うと、混雑です。これだけ多くの人が集まるということは、それだけ知られた遊びということですね。
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