北カリフォルニアを代表するビッグウェイブスポット「マーヴェリックス」。今回の動画は、マーヴェリックスに情熱を注ぐサーファーをフィーチャーした映像をお届けします。
主人公となるのはアレックス・マーティンズ(Alex Martins)。ブラジル生まれのアレックスは元プロサーファーでしたが、サーフィンで生計を立てることは難しく、サーフィンのためではなく、アメリカンドリームを掴むため、英語も話せないままに500ドルだけ握りしめ、1993年にサンフランシスコに移住しました。
移住後は、ガムシャラに仕事に励む日々が続いたものの、一年ほど経つと、フツフツとサーフィン熱が沸き上がってきたと言います。そして、アレックスがハマってしまったのがマーヴェリックスでのビッグウェイブチャージ。
今では、マーヴェリックスでの招待制イベントに参加したり、ビッグウェイブサーファー最大イベントであるビラボンXXLアワードのモンスターパドル部門にチャージ映像がノミネートされたりと、ビッグウェイブ界において欠かせない存在となっています。
とはいえ、金銭面でのスポンサーはいないので、プロサーファーではないと話すアレックス。もともとサーフボードのリペアを得意とし、仲間内のリペアをしていたそうです。その規模が大きくなり、今ではリペア専門のショップを経営しています。
そのため、仕事も忙しく、いつでも海に入れる環境ではないと言います。しかし、仕事、サーフィン、家族とバランスのよい生活を送っているのですから、心の豊かさといった点では、アメリカンドリームを掴んだと言っても過言ではないのではないでしょうか。
動画に登場するワイプアウトシーンは、過去記事でも紹介しているので、下記リンク先からチェックして見て下さい。
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