現地時間4月10日(オーストラリア)、WSLワールドツアー第二戦リップカール・プロ・ベルズビーチのウイメンズが終了しました。優勝はツアー初戦のロキシープロに続いて二連勝となったカリッサ・ムーア。
2015年度リップカール・プロ・ベルズビーチ:初日ハイライト
2015年度リップカール・プロ・ベルズビーチ:二日目ハイライト
2015年度リップカール・プロ・ベルズビーチ:三日目ハイライト
2015年度リップカール・プロ・ベルズビーチ:四日目ハイライト
2015年度リップカール・プロ・ベルズビーチ:五日目ハイライト
2015年度リップカール・プロ・ベルズビーチ:六日目ハイライト
クオーターファイナルからスタートした本日。昨日のメンズ同様、風の影響を受けたコンディションでの開催となりました。ファイナルまでのヒートを見ると顕著だったのが、カリッサとステファニー・ギルモアの強さ。
この二人は、他のツアーサーファーには可哀想なのですが、明らかにレベルが違います。パワー、ドライブ、スピードと、頭一つ抜きん出た存在のため、二人の場合、ベストなライディングでなかったとしても8ポイント台が出てしまうほど。
そのため、ファイナリストとなったのはカリッサとステフという順当な展開。ちなみに、ツアー初戦のファイナルも同じ対戦カードとなり、カリッサが制しましたね。
35分ヒートのファイナル序盤、ステフが4.5ポイントと8.77ポイントでリード。ただ、カリッサ相手にバックアップスコアが4.5は安心できないシチュエーション。案の定、中盤にカリッサは8ポイントをマークし、序盤に出したバックアップスコアの6ポイントとの合計でひっくり返します。
しかし、ステフが逆転に必要なスコアは、わずか5ポイント台。普通に乗りさえすれば、簡単に逆転できるスコアです。残り16分台で、プライオリティを持っていたステフが波に乗りますが、二発目のマニューバで珍しいワイプアウト。
残り時間は15分以上残っていましたが、ステフがワイプアウトした時点で結果は決まってしまいました。というのも、その後は二人ともに、一本も波に乗れなかったのです。波のコンディションが悪すぎです・・・。
結果を見れば、35分のヒートにして、カリッサが乗った波数は2本、ステフは3本のみ。つまり、ステフよりもミスの少なかったカリッサに勝利の女神が微笑んだという事になります。
ツアー第二戦が終わり、カリッサは今シーズンのツアー2連勝、ステフは2位が二回という結果となりました。ウイメンズの現ツアーランクTop5は下記の通り;
次なる第三戦となるツアーイベントは、WA(ウエスタンオーストラリア)州に舞台を移し、オーストラリアンレグ最後となるドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ(Drug Aware Margaret River Pro)。
こちらのイベントも、メンズとウイメンズの同時開催。ウェイティングピリオドは、4月15日~26日となります。次こそは、グッドウェイブでの開催を期待したいですね。
今イベントの詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
公式サイト「RIP CURL PRO BELLS BEACH」
本日の結果
・ファイナル
1: Carissa Moore (HAW) – 14.00
2: Stephanie Gilmore (AUS) – 13.27
・セミファイナル
Heat 1: Carissa Moore (HAW) 15.50. Sally Fitzgibbons (AUS) 13.40
Heat 2: Stephanie Gilmore (AUS) 16.50. Courtney Conlogue (USA) 16.23
・クオーターファイナル
Heat 1: Sally Fitzgibbons (AUS) 13.50. Lakey Peterson (USA) 10.60
Heat 2: Carissa Moore (HAW) 16.37. Johanne Deay (FRA) 8.23
Heat 3: Stephanie Gilmore (AUS) 15.34. Tyler Wright (AUS) 13.77
Heat 4: Courtney Conlogue (USA) 15.56. Coco Ho (HAW) 15.17
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