先日チョープーで開催されたビラボンプロで見事優勝を果たしたジェレミー・フローレス「Jeremy Flores」(27歳)。2011年には、同イベントを通して最も素晴らしいライディングを見せたサーファーに送られるアンディ・アイアンズ特別賞を受賞しています。
また、同じく2011年のチョープーでは、一つのヒートで二本のパーフェクト10を記録するパーフェクトヒートを演じています。そのため、チョープーで強いことは証明済みであり、ようやくの優勝といった感じですね。
今回の動画は、そんなジェレミーが同イベント期間にフリーサーフしていた際の映像をお届けします。
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今年のジェレミーは、ヘルメットを被っていたのが印象的でしたね。その理由は、ブラジルでのツアーイベント後、スンバワ島(インドネシア)へとサーフトリップした時に、頭からリーフにヒットしたため。
インドネシアでリーフヒットしたジェレミー・フローレス本人による事故詳細
外傷自体はそこまで酷かったわけではなかったそうですが、リーフにヒットした直後から数時間、記憶喪失になったと言います。そこで心配となったのは脳への損傷。
医師の診断によると、脳への損傷は見られないとお墨付きをもらったそうですが、やはり本人にとっては不安の種。もしも、再び頭をリーフにヒットしたら、どうなってしまうのかと。
そこで、チョープーでは頭を保護するため、ヘルメットを被っての参戦を決意したと言います。本人は、「パイプラインでのトム・キャロルみたいでしょ」と、おどけていましたね。
映像を見ると分かりますが、チョープーではフリーサーフ中もヘルメットを被っていますが、チョープー以外のスポットでは、ヘルメットを被っていません。
ということは、チョープーだけ極端に水深が浅いということです。やはり、チョープーは波だけではなく、あらゆる面でエキスパートオンリーのサーフスポットであることが分かりますね。
ジェレミーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
2014/2015年シーズン「The Winter Session」受賞者:ジェレミー・フローレス
ゴールドコーストでのフリーサーフ:ジェレミー・フローレスwithウィゴリー
フランス&ポルトガルでのフリーサーフィン:ジェレミー・フローレス
ワールドツアーで南アフリカ滞在中に見せたジェレミー・フローレスのフリーサーフ
オアフ島ノースショアでのフリーサーフ:ジェレミー・フローレス