カリフォルニア州サンタバーバラ出身で元WCTサーファーのボビー・マルティネス「Bobby Martinez」(33歳)。品行方正な現在のワールドツアーサーファーとは対照的に、本音を口にせずにはいられなかったボビー。
最も印象的だったのは、2011年のクイックシルバー・プロ・ニューヨークでの勝利者インタビュー。もともと、このコンテストを最後に引退を発表していたボビー。
どのように有終の美を飾るのかと誰もが思っている時に、ボビーが勝利者インタビューで吠えたのです。ASP(WSLの前身)のシステムについて、「F@ck」といったFワードを交えながらの痛烈批判。
当然、ASPはルール違反との事で、ボビーの同イベント出場権を取り消し、そのままボビーはツアーを引退しました。ここまでヤンチャなツアーサーファーは、おそらくボビーが最後だったのかもしれません。
今回の動画は、そんなボビーのゴールドコーストトリップの映像をお届けします。また、動画の後半では、フィジーにまで足を伸ばしていますね。
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ボビーがゴールドコーストに滞在していたのは6週間ほど。昨年2014年も、ボビーは、ツアーイベント初戦の時期に、ゴールドコーストでトッププロとフリーサーフする映像を見かけました。
長期で滞在しているのには、理由があります。ボビーの奥さんがゴールドコースト出身のため、里帰りを兼ねてのトリップとのこと。羨ましい長期トリップですね。
元WCTサーファーだけであり、世界中にサーフ仲間を持つボビー。そのため、各サーフスポットでは、ダニー・ウィルス、ビード・ダービッジ、ディーン・モリソンなどとセッション。
ラストは、世界で一番お気に入りのサーフスポットと言うフィジーのクラウドブレイクへと家族トリップ。強面なイメージのボビーながら、妻と子供が一番大切と話すだけあり、家族との時間も大事にしています。
途中のインタビューで「誰のサーフィンに刺激を受ける?」との問いに対し「ムチャクチャ良い波に乗ってる奴。特にロングバレル」と応えるボビー。個人名を出さない所が、なんだかボビーらしさを感じてしまいました。
それにしても、ツアーを引退してから4年も経つのに、全く色褪せることのないボビーのサーフィン。現役を退いてもサーフし続けているので、サーフィンとは不思議な魅力を持つ特殊なスポーツと言えますね。
ボビーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
ボードを変える事で気付いたサーフィンの楽しさ:ボビー・マルティネス
下記のボードは、ボビーお気に入りのニューフライヤー(New Flyer)