メンズサーファーであれば、ジュニアと大人の間ではラインの太さやスプレーの量と言った顕著な違いがあることが多いですよね。しかし、ウイメンズサーファーとなると、メンズのような違いがあまり見られません。
そのため、中高生といった年齢であっても世界のトッププロと同レベル、もしくは凌駕するほどのレベルのサーファーが稀にいます。そういった存在であったのが、3×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア「Carissa Moore」(23歳)。
カリッサは若い頃から凄かったとよく言われますが、果たしてどのくらいのレベルであったのか映像を探していると出てきました。今回の動画は、カリッサ・ムーアの過去のフリーサーフ映像をお届けします。
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カリッサがWCTデビューしたのは、17歳であった2010年のこと。当然その年、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。その後の活躍は誰もが知っている通り、6年というツアー生活の半分にあたる3回もワールドタイトルを獲得。
では、WCT入りする前は!?若い頃から注目を集めているので、ツアー入り前にもワイルドカードでWCTイベントに出場しています。ワイルドカード出場時代のキャリアとしては、14歳だった2007年のロキシープロで準優勝、ツアー入り直前の17歳だった2009年のギジェットプロで優勝。
はっきり言って、周りだけでなく本人も感じていたと思いますが、14歳の時にすでに世界トップレベルにいたのです。当時のWCTサーファーと比較しても、大半のサーファーはカリッサのレベルに達していなかったでしょう。
今回紹介する動画は、2007年にリリースされたクイックシルバーのサーフムービー「Young Guns 3」のボーナスシーンとしてカリッサをフィーチャーした映像。
撮影はおそらくカリッサが14歳の時のことでしょう。当時のカリッサは、ロキシーがメインスポンサーだったので、クイックシルバームービーに登場したのだと思います。
テールスライド、エアリアル、フィンアウト、スピンと現在のトップウイメンズサーファーであっても、簡単ではないトリックの連発と凄いです。14歳でこのレベルなら、ワールドチャンピオンにならないほうがおかしいと思えてしまいます。
カリッサ・ムーアの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
ツアーノート:カリッサ・ムーアが3×ワールドチャンプに輝く前後の動画
2度目のワールドタイトル獲得に至るまでのプロセス:カリッサ・ムーア
カリッサが登場するウイメンズサーフムービー「Leave a Message」
ワールドツアーサーファー紹介 ウイメンズno.1:カリッサ・ムーア
21Days カリッサ・ムーア&コロヘ・アンディーノ:エピソード1