現地時間2016年1月17日(メキシコ)、BWT(ビッグウェイブツアー)イベント「トドス・サントス・チャレンジ(Todos Santos Challenge)」が予定通り開催されました。
ビッグウェイブのスペシャリストが集う招待制の同イベントにおいて、現役WCTサーファーのカージーこと、ジョシュ・カー「Josh Kerr」(31歳)が優勝という予想外の結果で幕を閉じました。
2015/2016年シーズンBWTイベント「トドス・サントス・チャレンジ」が1月17日開催決定
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2015/2016年シーズンのBWTイベントとして、チリで開催された第一戦「クイックシルバー・セレモニアル」、ハワイで開催された第二戦「ピアヒ・チャレンジ」に続き、今回が第三戦目となりました。
今回優勝を果たしたカージー、実は第一戦にも出場していました。しかし、その際の結果はラウンド1敗退。BWTイベント出場サーファーは、常に世界中のビッグウェイブを狙うスペシャリストです。
一方、カージーはWCTサーファーで、高水準のライディングをミスなく繰り返すことが求められるサーファー。つまり、同じサーフィンと言っても、畑違いのジャンルなのです。いくらカージーがビッグウェイブ好きといっても、WCTスケジュールで多忙なため、ビッグウェイブに専念できる環境ではないので。
そのため、ビッグウェイブサーファーからしてみれば、かなりヤラれた感が強いかと思います。ただし、カージーの類まれな才能があったからこそ、異例とも言える優勝が可能になったとも言えます。
エアリアルサーファーやWCTサーファーとしてトップレベルの座に上り詰め、今回はビッグウェイブの世界でコンテスト優勝。おそらくカージーは凄まじく負けず嫌いで、サーフィンに関することなら何でもトップレベルにならないと気が済まないタイプなんでしょうね(笑)。
そんなカージーですが、トップレベルのコンテストサーファーでありながら、サーフィンコンテストでの優勝は今回が5年振りとのこと。最後に優勝したのは2010年のWQSイベント。これまでにWCTイベントでの優勝経験はないのに、BWTイベントで優勝という思いもよらぬ結果です。
ファイナルの結果は以下の通り。
イベント詳細については、下記リンク先からチェックして下さい。
公式サイト「Todos Santos Challenge」
ハイライト動画
(注)動画を直接貼り付けることができないため、下記画像をクリックする事で動画元へとアクセスできるようになっています。