現地時間の1月29日(金曜)に初日が開催されたボルコム・パイプ・プロ。サーフィンの聖地とも呼ばれるオアフ島ノースショアのパイプラインを舞台にしたイベントであるため、グレードの低いQS3,000イベントながらライブ中継をチェックする人も多いのではないでしょうか。
2016年QS3,000「ボルコム・パイプ・プロ」:初日ハイライト
パイプラインが舞台なだけに出場サーファーも豪華。ケリー・スレーター、ジョンジョン・フローレンス、キアヌ・アシン、コナー・コフィン、ウィゴリー・ダンタスと5名のWCTサーファーがエントリーしています。
今回の動画は、ボルコム・パイプ・プロの歴史を振り返り、歴代優勝者のライディングをまとめた映像をお届けします。
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同イベントが初開催となったのは2010年のこと。これまでに6回開催されているのですが、優勝者の数はわずか3名。というのも、重複した優勝者がいるためです。
優勝経験者は、ケリー・スレーター、ジェイミー・オブライエン、ジョンジョン・フローレンス。この中で、ケリーとジェイミーが1回、ジョンジョンが4回という内訳になります。
ジョンジョン、パイプラインで強すぎですね。この結果を見ると、ジョンジョンのパイプラインにおける波選びがどれだけ凄いのかが分かるのではないでしょうか。
同イベントにはパイプのスペシャリストが多数出場しています。誰もが、良い波をキャッチできれば、ハイスコアを出すことのできるサーファーばかり。にも関わらず、ジョンジョンがコンスタントに勝ち上がる理由は、スキルは当然として、波選び以外にありませんね。
ケリーやジェイミーもまた、パイプマスターズでの優勝経験もあるので、波の見え方はジョンジョンに近いものがあるのでしょう。どのように見えているのか、またはどんなシークレットがあるのか気になりますね。
果たして、今年のボルコムプロもまた、ケリー、ジェイミー、ジョンジョンの誰かが勝つのか、それとも4人目の優勝者が出るのか注目です。
昨年2015年のボルコム・パイプ・プロの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
2015年度QS3,000「ボルコム・パイプ・プロ」:初日ハイライト
2015年度QS3,000「ボルコム・パイプ・プロ」:二日目ハイライト