サーフボード同様に重要な役割を果すフィン。水中に沈んだ状態のフィンは、直進する時には出来るだけ水の抵抗とならず、ターンする時は支点となるよう、流体力学(英語:Hydrodynamics)に基づいて考えられた作りになっています。
今回の動画は、オリジナルのFCSフィンでのみ可能となる逆向きにフィンを装着しても、ちゃんとサーフィンできるのかどうかを試してみた実験映像をお届けします。
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フィンを逆向きに装着しても問題なければ、流体力学なんか関係なくなってしまうという、ある意味、危険!?な今回の動画。果たして、どのような結果となるのか、まずは動画をチェックして下さい。
サーフシーンは3:51~から
https://youtu.be/0ZOqhJIcJjs
はい、やっぱりダメだそうです。パドルしている時点から、後ろに引っ張られているような感覚だったと言います。つまり、フィンが水の流れに対して抵抗となっているのですね。
ライディングに関しては、こちらもパドル時と同様、スピードを出した直後にブレーキを掛けられたくらいフィンが抵抗となり、スローダウンすると言います。
もう一つ面白い点は、逆向きのフィンが抵抗になるのなら、ボードのノーズとテールも逆向きにして乗れば、フィンは正常な向きになるので普通に乗れると考えたそう。
しかし、結果としてはテイクオフしてすぐにボードはスピンしたそうです。そりゃそうですよね。フィンの位置がノーズにあるという事は、テイクオフ後の後ろ足のポジションを考えるとフィンレスに乗っているようなものですから・・・。
なかなか面白い実験動画です。ただ、真似はしないでおきましょう!スピードが落ちるくらいフィンが抵抗になるということは、フィンやフィンプラグが壊れる恐れがありますから。