レユニオン島出身で現在はフランスを拠点に活動するWCTサーファーのジェレミー・フローレス「Jeremy Flores」(27歳)。
2014年はWCTキャリアにおいて最低というWCTランク33位でしたが、昨年はツアー入りした年と同じ自身最高位となるWCTランク8位をマークしましたね。
今回の動画は、ジェレミー・フローレスがフレンチサーファーのマーク・ラコマレやディミトリ・ウーヴルと共に、2016年1月、カナリア諸島をトリップした際の最新映像をお届けします。
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昨シーズンのジェレミーと言えば、記憶に新しいのがフリーサーフィン中の怪我ですね。スンバワ島(インドネシア)レイキーピークで、インサイドセクションでのエアリアルに失敗し、頭からリーフに突っ込み記憶喪失になったのです。
インドネシアでリーフヒットしたジェレミー・フローレス本人による事故詳細
脳への損傷を危惧したジェレミーは、事故後のWCTイベント「Jベイ・オープン」は欠場。その次のチョープーで開催される「ビラボン・プロ・タヒチ」は大好きな会場だけにどうしても出場したいとヘルメットを被って参戦しました。
そして、鮮烈なカムバックをアピールするかのよう、チョープーというWCTイベントの中でも特別な舞台で優勝を果たしました。
近年はヘビーバレルの強さが際立ち、クラウドブレイク(フィジー)、チョープー(タヒチ)、パイプライン(ハワイ)でのチャージに定評があるものの、今回の動画ではアクションで見せてくれます。
1:26~からのスラッシュでは、足がボードから抜けまくりながらも見事なリカバリーでメイク。2:12~からはアップサイドダウンのグラブレールリバースをメイク。
27歳にして、今年でWCT生活10シーズン目となるジェレミー。これだけ長きに渡りWCTの座をキープするだけあり、やはり半端じゃないレベルですね。ちなみに、今回出演しているサーファーで、ジェレミーのみがレギュラーフッターとなります。
ジェレミー・フローレスの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
タヒチでツアーイベント期間中のフリーサーフ@2015年:ジェレミー・フローレス
ローワーズ(カリフォルニア)入り前にメキシコでセッション:ジェレミー・フローレス
2014/2015年シーズン「The Winter Session」受賞者:ジェレミー・フローレス
ゴールドコーストでのフリーサーフ:ジェレミー・フローレスwithウィゴリー
フランス&ポルトガルでのフリーサーフィン:ジェレミー・フローレス