Australia Big Wave Awards 2015-2016

アクション系のリーフブレイク、ポイントブレイク、ビーチブレイクから、ビッグウェイブスポットやスラブスポットと、サーフィン大国に相応しいほどバラエティ豊かなサーフエリアに恵まれているオーストラリア。

そんなオーストラリアにて、先日お伝えしたよう、豪サーフィンライフ誌とオークリーによるビッグウェイブアワードが行われました。

ヤバすぎる2015/2016年シーズン豪ビッグウェイブアワードがファイナリスト発表

今回の記事は、同アワードにおける各部門の受賞ライディング映像をお届けします。全ての動画はオーストラリア国内で撮影されたものでありながら、国外の有名ビッグウェイブスポットに引けをとらない映像の数々となっています。


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先日の記事でお伝えしたよう、同アワードの部門は「Biggest Wave」「Biggest Paddle」「Biggest Slab」の3つとシンプルです。しかし、今年からは新部門が設立。

各部門の受賞者の計3名で競う「Ride Of The Year」が新たに加りました。また、昨年同様、オンラインでのファン投票による「Viewer's Choice」も行われています。

「Ride Of The Year」:1位

「Ride Of The Year」でトップに立ったのは、「Biggest Slab」受賞者のミック・コルベット(Mick Corbett)。WA(ウエスタンオーストラリア)州のザ・ライトで撮影されたライディングです。

トウインサーフ(ジェットスキーで牽引してもらって波に乗るスタイル)だったこのライディングでは、ジェットスキーを運転するトウインパートナーから「とにかくデカいから、後ろを振り返るな!」と言われたとのこと。

忠実に指示を守ったミックは、後方で何が起こっているのか知る由も無いまま、バレルに入れるポジションニングだけに専念したと言います。ライディング後、チャンネルに戻ってフォトグラファーから写真を見せてもらったミック。

あまりのサイズに驚きを隠せず、乗った本人でありながら思わず頭を横に振ってしまったそうです。知らない方が良いこともあるんですね・・・。

「Ride Of The Year」:2位

「Ride Of The Year」で2位となったのは、「Biggest Paddle」受賞者のザック・ヘインズ(Zac Haynes)。WA(ウエスタンオーストラリア)州のカウ・ボミーで撮影されたライディングです。

ワイメアで開催されたエディイベントのよう、空高く跳ね上がったホワイトウォーターに飲み込まれる恐怖映像です・・・。

「Ride Of The Year」:3位

「Ride Of The Year」で3位となったのは、「Biggest Wave」受賞者のジャスティン・ホランド(Justin Holland)。こちらも、WA(ウエスタンオーストラリア)州のカウ・ボミーで撮影されたライディングです。

この時の様子については、下記リンク先の過去記事からチェックして下さい。

インド洋から西オーストラリアに届いた10年に一度のビッグスウェル@カウ・ボミー

「Viewer's Choice」

「Viewer's Choice」を受賞したのは、「Biggest Paddle」にノミネートされていたヒース・ジョスク(Heath Joske)。場所はSA(サウスオーストラリア)州のシークレットスポット。

多くのノミネート作品の舞台となった「ザ・ライト」と「カウ・ボミー」の過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。

視点を変えた撮影で恐怖心が増すビッグウェイブ@ザ・ライト(西オーストラリア)

女性サーファーも攻めた西オーストラリアのビッグウェイブ:フェリシティ・パーマティア