今年で16年目を迎えるビッグウェイブサーフィン界における最大の祭典「ビッグウェイブアワード(Big Wave Awards)」。同イベントは、世界中から寄せられたビッグウェイブサーファーによるライディング映像から、部門毎のノミネート作品を選出。
そして、今年は4月23日に南カリフォルニアで開催される授賞式において、各部門の最優秀作品が選ばれます。
今回の動画は、同イベントの「Ride of the Year Award」、「Paddle Award」、「Biggest Wave Award」、「Barrel of the Year Award」のノミネート作品が発表されたのでお届けします。
スポンサーリンク
エルニーニョ現象の影響で、ビッグウェイブに恵まれた2015/2016年のウインターシーズン。実に1,600本近い映像が提出され、その中からノミネート作品が厳選されました。
各部門のノミネート作品は以下の通りとなります。
Ride of the Year Award
ビッグウェイブアワードにおいて、最も名誉の高い部門。波のサイズや難易度など、ビッグウェイブサーフィンにおけるあらゆる要素を考慮した上でノミネート作品が選出されます。
今回紹介している部門の中では同部門以外は、授賞式で最優秀作品が一つのみ選ばれるのですが、こちらは5つのノミネート作品を1~5位までランク付けとなります。優勝者の賞金は25,000ドル。
ノミネート作品のサーファー、撮影地、撮影日は以下の通り。
・シェーン・ドリアン/ジョーズ(マウイ島):2015年12月6日
・シェーン・ドリアン/ジョーズ(マウイ島):2016年2月10日
・ネイザン・フローレンス/チョープー(タヒチ):2015年5月28日
・タイラー・ラロンド/マーヴェリックス(北カリフォルニア):2016年2月4日
・アルビー・レイヤー/ジョーズ(マウイ島):2016年2月25日
Paddle Award
近年のビッグウェイブサーフィンは、自力でパドルして波に乗るパドルインサーフィンとトウインサーフィン(ジェットスキーに牽引してもらって波に乗るスタイル)に分けられます。
そこで、パドルのみで波に乗ったライディングだけに絞った部門が、パドルアワードになります。
ノミネート作品のサーファー、撮影地、撮影日は以下の通り。
・ベン・アンドリュース/マーヴェリックス(北カリフォルニア):2016年2月4日
・ペドロ・カラド/ジョーズ(マウイ島):2016年1月15日
・アーロン・ゴールド/ジョーズ(マウイ島):2016年1月15日
・マーク・ヒーリー/プエルト・エスコンディード(メキシコ):2015年5月3日
・マニー・レサノ/マーヴェリックス(北カリフォルニア):2015年12月7日
Biggest Wave Award
こちらは、波のサイズにこだわった部門。そのため、パドルインでは乗れない波も乗れてしまうトウインが有利となり、トウインサーフの映像がメインとなります。
ノミネート作品のサーファー、撮影地、撮影日は以下の通り。
・ミック・コルベット/ナザレ(ポルトガル):2016年2月19日
・ギャレット・マクナマラ/ナザレ(ポルトガル):2015年11月1日
・ニッコロ・ポルセラ/ジョーズ(マウイ島):2016年2月25日
・ペドロ”スクービー”ヴィアナ/ナザレ(ポルトガル):2015年10月27日
・ユリ・ソレダデ/ジョーズ(マウイ島):2016年2月15日
Barrel of the Year Award
バレルで競うこちらの部門は、他の部門と異なり、映像ではなく写真での判定となります。
ノミネート作品のサーファー、撮影地、撮影日は以下の通り。
・トム・バトラー/マラモア(アイルランド):2015年10月28日
・ケアラ・ケネリー/チョープー(タヒチ):2015年7月22日
・グレッグ・ロング/ジョーズ(マウイ島):2015年12月6日
・マーク・マシューズ/ザ・ライト(オーストラリア):2015年6月26日
・イアン・ウォルシュ/ジョーズ(マウイ島):2016年1月28日
上記ノミネート写真は、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Barrel Award Nominees」
まとめ
今回紹介したのは、ビッグウェイブアワードの一部の部門のみ。他部門のノミネート作品については、今後発表されるということで、発表され次第お伝えします。
詳細については、公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Big Wave Awards」
昨年2015年に開催されたビッグウェイブアワードの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。