サーフィンのワールドツアーを運営するWSL(World Surf League)。2014年シーズンまではASP(Association of Surfing Professionals)でしたが、2015年シーズンから現在のWSLへと名称が変更となりました。
大きく変わった点は、ASP時代までは主にサーファー主体で運営していたのですが、WSL時代から運営陣がビジネスマンに変更したと言われています。
サーフィンワールドツアーを運営するASPがWSLへと名称変更
そんなWSLが、新たな試みとして今シーズンから物販に着手するようになりました。今回の記事は、WSLの具体的な取り組みの内容と状況をお伝えします。
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WSLがスタートさせた物販のメインとなるのは、WCTサーファーが着用するコンテストジャージ。サッカーやバスケットボールなどではお馴染みですよね。
ジャージの背中部分には、WCTサーファーの名字とWCTサーファー本人が選んだ背番号が入っているので、手に入れたいと考えるファンも多いのではないでしょうか。ただし、実際の需要は試してみるまで未知数。
そこで、ゴールドコーストのスナッパーロックスで開催された今年のワールドツアー初戦の期間中、会場に販売ブースを設けてテスト販売が行われました。
テスト販売の結果は、販売開始から2日でミック・ファニングのジャージが売り切れ、続いてケリー・スレーター、ジョンジョン・フローレンス、ジュリアン・ウィルソン、ステファニー・ギルモアも完売したとのこと。つまり、上々の滑り出しとなりました。
今回、ミックのジャージが一番最初に完売になったのは、会場がミックのホームという点も大きな理由の一つでしょう。ブラジルでの販売となれば、ガブリエル・メディナやフィリペ・トレドの販売数が伸びるのと思われます。
ちなみに、ジャージの販売はWCTイベント会場のみならず、オープンしたばかりのオンラインショップ「WSLオフィシャルストア」からも販売がスタートしました。WCTサーファーの名字と背番号入りのタイプは79.99ドルでの販売となり、ジャージ売上の一部はサーファーに還元されるそうです。
また、国際配送にも対応しているとのことで、日本からもクレジットカードやペイパルを利用すれば手軽に購入可能となっています。
ミック・ファニングを起用したコンテストジャージCM
ケリー・スレーターはステファニー・ギルモアのジャージがお気に入り!?
参照記事:「Mick Fanning's jersey sells out in the first two days at Snapper」