先日紹介したケパ・アセロ「Kepa Acero」(36歳)によるガラパゴス諸島サーフトリップ。ガラパゴス諸島と言えば、今から遡ること200年近く前、チャールズ・ダーウィンが訪れています。
ダーウィンが進化論を提唱することになったのは、ガラパゴス諸島を訪れたことにも起因すると言われていますね。今回の動画は、ガラパゴスを訪れているケパ・アセロが、遥か昔に同じ地を訪れたダーウィンに思い馳せる映像をお届けします。
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ケパの動画と言えば、ハードコアなエリアを訪れながらもメローな雰囲気に包み込む内容が多いです。また、ケパからのメッセージがソフトに表現することもあり、今回はメッセージ性が詰まっています。
1831年、イギリス海軍の測量船「ビーグル号」にダーウィンが乗船したのは若干22歳のこと。それから数年の月日をかけ、ガラパゴス諸島に辿り着きました。
一方、当時から200年近く経つ現在のケパは、わずか数時間のフライトで手軽にガラパゴス入り。そんなケパが着目したのは、ダーウィンの進化論で、全ての生物は繋がっているという理論。
しかし、実際にそんなことを気に掛ける人などいないのではと、ガラパゴスで一人佇むケパ。次第にケパの思いは強くなります。その思いは「人類みな兄弟」を超えた「生物みな兄弟」。
そしてケパが口にしたセリフがスペイン語で「Todos somos hermanos」。英語では「We are all brothers」、日本語では「みんな兄弟」といった意味です。
決してケパは、このような事を声高に訴えるわけではありません。ただ、世界では戦争により理由もなく命を落とす人がいるので、一度原点に立ち返ろうと、自身のサーフトリップを通して優しく問いかけているのだと思います。
ケパの旅はまだまだ続きます。
ケパ・アセロの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
進め!ケパ・アセロ:ガラパゴス諸島編1~サン・クリストバル島~@2016