rubbish in the water

年々増え続けている海を漂うプラスチックゴミ。おおよその数値として、世界全体の海において、毎年800万トン以上ものプラスチックゴミが海に流出していると言われています。

そんな現状に危機感を募らせたのが大手サーフブランド「オニール(O'Neill)」。そこでオニールがスタートさせたのが「オニール・ブルー(O’Neill Blue)」と呼ばれるプロジェクト。

今回の記事は、オニール・ブルーがどのようなプロジェクトであり、どのような活動を行っているのかお伝えしていきます。


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「クリーンな海や波がなければ、オニールという組織は存在していない」と口にするのは、オニールのマーケティングディレクター。「海を救うのは、我々の責任なんだ」と言います。

そこでオニールが着目したのが、海を漂流していたりビーチに流れ着いたプラスチックゴミで、リサイクルしてサーフウェアを作ろうと言うプロジェクト「オニール・ブルー」がスタート。

オニールは、バイオニック・ヤーン(Bionic Yarn)社によってリサイクルされたプラスチックゴミを含むハイパフォーマンスなエコスレッド(環境にやさしい糸)を使い、サーフウェアを製造します。

同プロジェクトの第一弾は、オニール・ブルー春夏コレクション。同コレクションは、エコスレッドを使ったボードショーツ、ウォークショーツ、Tシャツからなり、世界中で廃棄されているペットボトル20万本分相当になるとのこと。

こういった企業の活動は素晴らしいのですが、難しい点は売れるのかどうか。どうしても値段が高くなってしまうので、活動内容を評価しつつも、購入には踏み切らない場合も多いかと思います。

ただし、企業としても売れなければ継続することは困難になります。何を買うにもリサイクル製品を購入すべきだとは言いませんが、時には遊び場である海への恩返しとして、今回のようなリサイクル製品を買うのもアリかなと思いました。

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