2016年の夏季オリンピック開催地であり、コンテストサーフィン最高峰のWCTイベントの会場でもあるブラジルのリオデジャネイロ。そんなリオデジャネイロですが、先日お届けした通り、下水処理が行き届いていないため、水質汚染問題に悩まされています。
海の水質汚染が深刻なリオ(ブラジル):WCTイベントを開催していいのか?
今回の動画は、ブラジル政府へと水質汚染問題の改善を求める署名活動を地元NGOが行っていて、その活動にジョンジョン・フローレンスも参加して製作された映像をお届けします。
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まず、WCTイベントは開催地によっては複数のサーフスポットが会場となり、最も波が良いサーフスポットで開催となる場所もあります。そんな開催地の一つがブラジルのリオデジャネイロ。
しかし、あまりに水質汚染がひどく、2015年度はリオデジャネイロのサン・コンラッドにあるサーフスポットが、WCTイベントの会場から削除されたそうです。
それほどまでに汚染が当たり前の環境となっているサン・コンラッド。そこでローカルは、「この状況が普通」であるなんておかしいと声を上げ、誕生したのがNGO団体「Salvemos São Conrado」(サン・コンラッドを救おうという意味)。
同団体がブラジル政府へと訴えていることは、適切な廃棄物処理システムを導入し、汚染された下水を海へと垂れ流す行為を止めること。この訴えを求めるため、署名活動を展開しています。
この活動にジョンジョン・フローレンスも賛同し、署名活動を広く知ってもらうための動画製作のために、すでに汚染された海に入ってサーフすることで協力したのです。
もしも自分のホームブレイクが体に害を及ぼすほど汚染されていたらと考えると、出来る限りの協力はしたいと考えさせられますね。
署名活動を行っているページは、下記リンク先からチェックして下さい。