パドルインでの現代ビッグウェイブサーファーの頂点に君臨するシェーン・ドリアン「Shane Dorian」(43歳)。
ビッグウェイブサーファーということでハードコアなイメージが先行しますが、家に帰ればシェーンも普通の父親。後に分かりますが、普通ではありませんが・・・。
今回の動画は、シェーン・ドリアンと息子のジャクソン(9歳)の関係性をクローズアップした動画をお届けします。今まで知られていなかったシェーンの素顔を知ることになる内容となっています。
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動画冒頭から奇妙な会話でスタートとなる今回の動画。
シェーン「この森で今まで見た豚の中で一番大きかったのは?」
ジャクソン「120ポンド(約54キロ)かな」
はい、シェーンの趣味は弓矢を使ったハンティングなのです。周りからは「幼いジャクソンをハンティングに連れてくなんておかしいよ」と言われることもあるそうですが、シェーンとしては「自分が幼い頃にハンティングに連れて行ってもらってない方がおかしいんだ」とのこと。
シェーンの子育て論として、子供を自立させるためには、自立している自分と同じ経験をさせること。そのため、自分の趣味を共有しているのですが、自分と同じキャリアを選ぶように押し付けることは一切ないと言います。
ハンティングはかなり本格的で、さすがにジャクソンを連れてはいきませんが、年に1~2回は一週間ほどコロラドのロッキー山脈まで足を伸ばし、大物を狙っています。2:10~からのシーンです。
ビッグウェイブサーフィンとハンティングは似ていると話すシェーン。獲物探しに始まり、じっくり狙いを定めるまでの忍耐力が求められるためだそうです。
2:44~から、話しは過去にさかのぼります。6年前に初めて訪れたマーヴェリックス。何が何でも波に乗ると意気込んだシェーンはワイプアウトし、家族が走馬灯に浮かぶほど死に直面するほどの巻かれ方を経験しました。
この経験から、家族もいるので出来るだけ安全面を考慮するべきと生み出したのがインフレータブルベスト。現代ビッグウェイブサーファーの必需品ですね。
ビッグウェイブに巻かれても安心!?膨張装置付きウエットスーツ
現在、ジョーズでは誰もがインフレータブルベストを使い、同ベストが導入されてから命を落としたビッグウェイブサーファーはいないと言います。
さて、大好きな家族を思いリスクを減らすために生まれたインフレータブルベスト、自分が子供時代に楽しんだ遊びなどを子どもと共有しながらの子育てなど興味深い内容満載。
シェーンはジャクソンに自分自身の道を歩んで欲しいと願っているそうですが、これだけ偉大な父親を持てば、憧れを抱き、自然と父親と同じ道を辿るのではないでしょうか。カッコよすぎる父親です。
シェーン・ドリアンの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。
エルニーニョを満喫したシェーン・ドリアンのクラウドブレイク&ジョーズ動画
ビッグウェイブサーファー/シェーン・ドリアンのアクション系セッション@ハワイ
ハイパフォーマンス向けヴァリアルフォームのボードでサーフ動画:シェーン・ドリアン
マウイ島ジョーズでのパドルインサーフ仕様の特注ボード:シェーン・ドリアン