フィジーで開催されていたワールドツアーイベントも影を潜めるほど、世界中のサーファーを熱狂させたビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア」。
レッドブルイベントが開催されていた同日、実はボディボードの招待制イベントも近くの会場で開催されていたのです。
今回の動画は、ボディボードの招待制イベント「シャーク・アイランド・チャレンジ(Shark Island Challenge)」のハイライト映像をお届けします。この波も、かなりヤバいことになっています。
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シャーク・アイランド・チャレンジの会場は、オーストラリアNSW(ニューサウスウェールズ)州クロヌラ(Cronulla)に位置するクロヌラビーチから100メートル沖合のサーフスポット「シャークアイランド」。
レッドブルイベントの会場であるケープ・フィア(アワーズとも呼ばれます)はボタニー湾に位置するので、両イベント会場は目の鼻の先といったほど近距離。
両イベントともに、波は海底の棚が一気に浅くなることで発生するスラブ(slab:底ボレするバレル)で、スラブといえばボディボーダーの方が歴史があります。
スラブとは、もともとボディボーダーくらいしかサーフしない波でした。ケープ・フィアなんかも、当初サーフしていたのはボディボーダー。では、なぜボディボーダーしかサーフしていなかったのか?
その理由は、ボディボードで波に乗る時、ショートやロングのようなスタンドアップサーフィンとは違い、立ち上がる動作がないため。スラブのような一気にホレ上がる波質だと、立ち上がろうとする時にふっ飛ばされるためです。
ただ、今ではスタンドアップサーフィンでも当たり前のようにスラブにチャージするので、進化したと言えますね。何はともあれ、浮力の少ないボディボードなので、ショートボード以上に深いライン取りとなるライディングは必見です。