南アフリカのJベイ(ジェフリーズベイ)でのシャークアタックから一年が経ち、3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング「Mick Fanning」(35歳)がJベイでサーフィン復帰したと先日お伝えしました。
昨年のシャークアタックを乗り越えミック・ファニングがJベイで一年振りにサーフ
自身のトラウマを乗り越えたミックにとって、後はコンテストの開始を待つのみとなっていたはずなのですが、水曜日のウォームアップセッション中に負傷することに。
今回の記事は、ミック・ファニングの怪我の状況について、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表した内容をお伝えします。
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人生における全ての試練には理由があると言いますが、ミックにとってはあまりにタイミングの悪い時期の怪我。
WSLの発表によると、「Jベイ到着から二日目のサーフィン中、ミックはレイバックカットバックの最中に足首を思いっきり捻ったんだ。次の波で海から上がってくると、びっこを引きながらビーチを歩いていた」とのこと。
ミック本人のコメントは以下の通り。
「サーフィンできないかと考えたら、思いっきりヘコんだよ。でも、物理療法士に診察してもらって、リハビリとテーピングでコンテストに参加できる可能性があるって分かってからポジティブになれた」
「コンテストには出場したいと思ってる。Jベイは特別な場所だから、パドルアウトするために最善を尽くすつもり」
通常であれば、後々のことを考えて大事を取って欠場発表もあり得た今回の怪我。スポット参戦の今シーズンは、ワールドタイトルに絡むことはないのですからね。
しかし、Jベイで再びサーフするという気持ちを固めて南アフリカ入りしたので、簡単に諦めたくはないのでしょう。
怪我の状況によっては欠場の可能性もありますが、ギリギリまで様子を見ようと考えているミックのコメントからは、Jベイへの並々ならぬ思いが伝わってきます。