blank
Photo: WSL

現地時間2019年6月21日(ブラジル)、リオデジャネイロのサクアレマを会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第5戦「オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)」が開催。

ウェイティングピリオド二日目となった本日は、ウイメンズのラウンド2とメンズのラウンド2~3が終了しました。

今回の記事は、オイリオプロのイベントレポート、動画、今後の波予報などをお届けします。


スポンサーリンク


Oi Rio Pro(ウイメンズ)

まずスタートとなったのはウイメンズのラウンド2。バックウォッシュの入る難しいコンディションの中、活躍したのはローカルトライアルを制したワイルドカード出場のタイナ・ヒンケル。

若干16歳のタイナは、サリー・フィッツギボンズとニッキ・ヴァン・ダイクを相手に、僅差の戦いを競り勝ち1位通過を決めました。

ヒート2は、ジョアン・デフェイ、マリア・マニュエル、ブリッサ・ヘネシーの対戦。

ツアールーキーながら好調なブリッサは、今季は一度も1コケとなるラウンド2敗退はなかったものの、今イベントで初となるCTイベント1コケを味わう事となりました。

本日のウイメンズは、ラウンド2の2ヒートのみを開催し終了となりました。

本日の結果

今後のヒート表

Oi Rio Pro(メンズ)

ウイメンズのラウンド2終了後にスタートとなったメンズのラウンド2。WSLワイルドカードで出場予定であったものの、直前の怪我により欠場を余儀なくされたマテウス・ハーディのニュースはすでにお届けしていました。

ラウンド1では、マテウスの出場枠は空いた状態で進行したのですが、ラウンド2ではローカルトライアルで2位となっていたクリスチャン・カイマーソンがリプレイスメント出場することに。

急遽出場となったクリスチャンは、ヒート2でジョーディ・スミスとエイドリアン”エース”バッカンと対戦し、1位通過の番狂わせを起こすことに。しかも、1ヒートで乗った波数は16本。

クリスチャンの活躍により、ベテランのエースがマーガレットリバーに続いて2戦連続で1コケの33位という結果に終わっています。

4ヒートのみのラウンド2では、エース以外ではアレックス・リベイロ、ピーターソン・クリサント、ジェレミー・フローレスが敗退。

メンズのラウンド2を終えてからは、ウイメンズラウンドに移行すると思いましたが、新たなスウェルに反応し始めて一気にサイズアップしたため、メンズのラウンド3がスタート。

ラウンド3からはオーバーラッピングヒートでの開催となったため、ラウンド3の16ヒート全てを終了させる進行となりました。

ラウンド3では、オーウェン・ライトとイタロ・フェレイラが敗退の結果に。初日好調だったヤゴ・ドラもここでダウン。

基本的にターン勝負といったコンディションであったため、パワーサーフィンを得意とするサーファーに有利だった印象を受けました。

シングルハイエストスコア8.50をマークしたのは、パワフルなカーヴィングで知られるウェイド・カーマイケルとなっています。

ウェイドの8.50ポイントは0:30~
https://youtu.be/-tubofcHSmI

トータルハイエストスコア15.83をマークしたのはジョーディ・スミス。ジョーディは、ウェイドのスコアにはわずかに及ばなかったものの8.33を叩き出してのトータルスコアでした。

順当に勝ち上がったトップサーファーのヒートダイジェストは以下となります。

フィリペ・トレド

ケリー・スレーター

五十嵐カノア

ジュリアン・ウィルソン

ジョンジョン・フローレンス

コロヘ・アンディーノ

ガブリエル・メディナ

本日の結果

今後のヒート表

トップ5ライディング動画

波予報

22日(土曜)と23日(日曜)も波のサイズはオーバーヘッドほどと予想されているので、この週末でイベントを終了させると個人的に予想しています。基本的には最もギャラリーの集まる週末をイベント最終日にしたいはずですし。

ただ、両日ともに午後になると風向きがサイドもしくはオンショア予報なので、もしかしたら24日(月曜)午前をイベント最終日にする可能性もあるかもしれません。

まとめ

日本とリオデジャネイロ(ブラジル)の時差は12時間で、日本の方が12時間進んでいます。

現地時間の午前7時半にイベント開催の場合、日本時間は同日の午後7時半となります。

-----

公式サイト(メンズ)「Oi Rio Pro

公式サイト(ウイメンズ)「Oi Rio Pro

2019年オイリオプロの過去記事