現地時間2016年7月10日(南アフリカ)、Jベイ(ジェフリーズベイ)を会場としたWCTメンズ第六戦「Jベイ・オープン(J-Bay Open)」が開催。
本日のJベイは、オンショアの影響を受け、Jベイのスタンダードとしてはかなり酷いコンディションながらもイベント最終日と銘打ってスタート。しかし、クオーターファイナルの1ヒートのみを行い、結局は終了となりました。
2016年Jベイ・オープンのウォームアップセッション&出場サーファー情報
2016年Jベイ・オープンの波予報&ジョンジョン・フローレンスのウォームアップセッション
2016年WCTメンズ第六戦「Jベイ・オープン」:初日ハイライト
2016年WCTメンズ第六戦「Jベイ・オープン」:二日目ハイライト
2016年WCTメンズ第六戦「Jベイ・オープン」:三日目ハイライト
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ワールドツアー運営団体がASPからWSLへと移行し、少し気になるのが波のコンディションが良くなくても「最高!」と言ったりして煽る点。商業ベースとなったので分かるのですが、ちょっとね・・・といった印象を受けます。
本日はイベント最終日としてスタートしたものの、波は良くないと言うか、かなり悪かったです。でも、開催に踏み切った理由は、今後の波予報が期待できないため。
今後の波予報を見る限り、「今日終わらせた方が良いでしょう」と思う気持ちは理解できます。ただ、ギャラリーとして選手の気持ちを考えると「無しでしょ」というのが本音で、SNSでも批判コメントが殺到。
さて、そんなコンディションで不運の1ヒートを行ったのは、ジョンジョン・フローレンスとジョーディ・スミス。WCTイベントでは、ヒート時間によりけりですが、主にスタートから10分経過して一本もサーファーが波に乗らない場合(乗れる波がないという意味)はリスタートとなります。
今回もリスタートとなりました。そして、まともな波がほとんどない中、ロースコア対決を制したのはジョンジョン。ジョーディとしては納得いかないヒートだったでしょう。
ヒート後のインタビューでジョーディは「コンディションが悪くなるのはみんな知ってたのに、何で開催したの?(ジョンジョンの)最後の波は、オーバースコアでしょ?」と、誰もが感じた不満を口にしていました。
わずか1ヒート後に、WSLコミッショナーのキーレン・ペローが「来週は波が期待できるから本日はオフ」と宣言。また、煽ってますね。来週が期待できないからこそ、本日、最終日と言ってスタートさせたわけですから。
気になる今後の波予報ですが、13~14日に小振りなスウェルが入るもののオンショア予報。ウェイティングピリオド最終日となる17日前にも、新たなスウェルが入る可能性はあるものの現時点では確証には至らないとのこと。
果たして、どのようなエンディングを迎えることになるのでしょうか。波予報が好転してくれることを祈るのみですね。
イベント詳細については、下記リンクの公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「J-Bay Open」
本日の結果
・クオーターファイナル
QF: John John Florence (HAW) 10.70, Jordy Smith (ZAF) 10.50
ジョンジョン・フローレンスvsジョーディスミスのQFヒート1ダイジェスト動画
https://youtu.be/LBYbuNeNYUM