進化の一途を辿っているサーファー向けの陸上ワークアウト。例えば、エアリアルの着地のメイク率を高めるためのトレーニングメニューなど、細分化されるようになっています。
とは言うものの、毎日海に入れるわけではない一般サーファーであれば、各マニューバに合わせたメニューよりも、基礎的なワークアウトが最適ではないでしょうか。パドリングでの持久力やバランス感覚といった要素です。
今回の動画は、サーファーズ・ジムの創設者であり元プロサーファーのエディ・レスターが指導者、ロキシーライダーのブルーナ・シュミッツが生徒役となり、サーフィンにおける基礎的部位を鍛える3つのワークアウトを紹介してくれる映像をお届けします。
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Alternating Arm Raise(0:40~)
このワークアウトは、肩の三角筋とインナーマッスルを使うことで、肩の持久力や安定性を鍛え、パドル力を向上させます。
また、たとえば右側の腕を上昇させている時には、左半身のコアマッスルを鍛えることにもなります。
回数の目安は20回を3セット行うようにし、慣れてきたら回数やセット数を増やしたりと調整しましょう。
Arm Overhead Single Leg Deadlift(1:30~)
このワークアウトは、ポステリオールチェーンと呼ばれる体の背面の筋肉群を強化することで、お尻やインナーマッスルを鍛え上げ、不安定なサーフボードに立っている時の安定感アップに繋がります。
また、一般的に硬い筋肉であるハムストリングスを伸ばすことで、サーフスタイルやパフォーマンス向上においてプラスになるとのこと。
回数の目安は片足づつ10回を3セット行うようにし、慣れてきたら回数やセット数を増やしたりと調整しましょう。
Controlled Rotating Lunge(2:30~)
このワークアウトは、サーフィンのスタンスを取り入れることで、お尻、コアマッスル、下半身全体の安定性を高めることになります。
最大限に効果を出すために、低重心を保ち、後ろ足を軸に回転することを意識しましょう。
回数の目安は、ゆっくりとしたペースで12回を3セット。
まとめ
今回のワークアウトはパドリングやライディング中の安定感アップと、サーフィンする上では必須となるポイント。初心者から上級者まで問わず、鍛えておけば必ずプラスになります。
さほど時間を取るワークアウトではないので、家で好きな音楽をかけたりしながら、気楽に取り入れてみてはいかがでしょうか。