ステファニー・ギルモア Photo: WSL
ステファニー・ギルモア Photo: WSL

現地時間7月27日(カリフォルニア)、ハンティントンビーチを会場としたウイメンズのWCT第六戦「バンズUSオープン・オブ・サーフィン(Vans US Open of Surfing)」が開催。

波のサイズは昨日と似たり寄ったりなフェイスで2~4フィートのコンディションの中、本日はラウンド3が終了しました。ワールドツアーイベントとしては珍しく、かなりスローペースな展開です。

2016年WCTウイメンズ第六戦「バンズUSオープン・オブ・サーフィン」:初日ハイライト

2016年WCTウイメンズ第六戦「バンズUSオープン・オブ・サーフィン」:二日目ハイライト


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ラウンド1同様、3人ヒートとなった本日のラウンド3。1位通過でクオーターファイナル進出を決めたサーファーは、ヒート順にレイキー・ピーターソン、コートニー・コンローグ、タイラー・ライト、ステファニー・ギルモア。

今シーズン初のワールドタイトルを狙う現ランキングトップのコートニー、2位のタイラー・ライトは共にラウンドアップ。

タイラー・ライト Photo: WSL
タイラー・ライト Photo: WSL

今年は初めてワールドタイトルに向けて意欲的になったタイラー。昨年までは、プロサーファーとして生活できるだけで幸せで、ワールドチャンピオンに興味がなかったそうです・・・。

そんなタイラーにとって、ハンティントンビーチのようなパワーのない小波は大の苦手というものの、タイトルレースを考えれば負けられません。

「ハンティントンみたいな波ってホームにはないから、一ヶ月前くらいから会場入りしてトレーニングしてたの」と、今年はいかに本気でワールドチャンピオンを目指しているのかを滲ますコメントを口にしていました。

本日のシングルハイエストスコアとなったのは、8.60をマークしたレイキー。怪我からの復帰戦であるにも関わらず、好調振りをアピールする結果を残しています。今シーズンのタイトルレースを左右する存在となるでしょう。

レイキー・ピーターソンの8.60@ラウンド3
https://youtu.be/iVqxXVaLO4A

今後の波予報ですが、明日28日(木曜)は本日同様、フェイスで2~4フィート(最大セットで肩くらい)の予報。その後の29~30日は2~3フィートにサイズダウンし、ウェイティングピリオド最終日の31日(日曜)に3~4フィートにサイズアップ。

予想としては明日28日にラウンド4開催、31日にイベント最終日としてクオーターファイナルからファイナルまで行うのではないかと思います。

イベント詳細については、公式サイトからチェックして下さい。

公式サイト「Vans US Open of Surfing

WSLの公式サイト「Vans US Open of Surfing

本日の結果
・ラウンド3
Heat 1: Lakey Peterson (USA) 16.27, Sally Fitzgibbons (AUS) 13.10, Tatiana Weston-Webb (HAW) 10.54
Heat 2: Courtney Conlogue (USA) 14.90, Laura Enever (AUS) 14.66, Sage Erickson (USA) 9.23
Heat 3: Tyler Wright (AUS) 13.27, Keely Andrew (AUS) 12.80, Malia Manuel (HAW) 10.67
Heat 4: Stephanie Gilmore (AUS) 13.60, Coco Ho (HAW) 11.00, Carissa Moore (HAW), 10.83

今後のヒート表
・ラウンド4
Heat 1: Sally Fitzgibbons (AUS) vs. Sage Erickson (USA)
Heat 2: Laura Enever (AUS) vs. Tatiana Weston-Webb (HAW)
Heat 3: Keely Andrew (AUS) vs. Carissa Moore (HAW)
Heat 4: Coco Ho (HAW) vs. Malia Manuel (HAW)

ハイライト動画(ウイメンズのハイライトは1:10~)
https://youtu.be/qf6WOsr6-Sg