今シーズンは安定した成績を残し、ウイメンズワールドツアー第5戦終了時点でのランキングが5位のマリア・マニュエル。今回の動画は、そんなマリアが、初めてサーフィンをした頃から、現在に至るまでのキャリアを本人が語った映像となります。

カウアイ島で育ち、両親がサーファーである事からビーチが遊び場だったマリア。初サーフィンは2~3歳の頃で、ライフベストを装着したマリアを、父親が抱きながらのタンデムサーフィンだったそうです。それからというもの、すっかりとサーフィンに魅了されていったとのこと。

コンテストに参加するようになったのは8歳のこと。友達とコンテストで対戦するようになったのですが、当時のサーファーガールはかなりアグレッシブで、それが楽しくもありながら、圧倒されたりしたと言います。コンテストに参加している過程では、自分はコンテストに向いているのか自問自答した事もあるそうですが、今では、コンテストに参加していなければ、現在のレベルには到達できなかったと認識しているそうです。

初めてプロサーファーになろうと決意したのは、史上最年少でUSオープン優勝を果たした14歳の時。ファイナル終了後、ビーチで仲間に担がれて声援を受けた瞬間が忘れられず、もっともっとこの経験をしたいと思ったと言います。ただ、プロとして世界で戦うようになると、昔のように思い通りには行かなくなり、悔しい思いをする事もあるけれど、負けず嫌いな性格から強くなったと話すマリア。

サーフィンに完璧という言葉は存在せず、成長の余地は必ずあると言います。ツアーでの経験も積み、自身のサーフィンもピークに達してきたので、本気でワールドタイトルを狙いに行くとマリア。これからの活躍が楽しみなサーファーですね。


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