11×ワールドチャンピオンという偉大なる記録を保持するケリー・スレーター「Kelly Slater」(44歳)。
今なお現役ワールドツアーサーファーであるケリーは、今シーズンは過去最悪な成績続きとなっていたものの、クラウドブレイク(フィジー)で3位、Jベイ(南アフリカ)で5位の好成績を残し、徐々にツアーランキングを上げてきています。
今回の動画は、リビングレジェンドであるケリー・スレーターがJベイ(ジェフリーズベイ)でかつて見せたスーパーロングバレルの映像をお届けします。
スポンサーリンク
単調なライディングで面白みがなく、リスキーなマニューバが少ないものの、コンテストで常にハイスコアを出すようなタイプのサーファーはコンテストマシンと呼ばれます。
コンスタントに好成績を残すなら、ジャッジ基準を徹底的に分析してコンテストマシンに徹するのがベストかもしれません。しかし、ケリーは11回もワールドタイトルを獲得しながら、コンテストマシンとは真逆のタイプ。
過去にエアリバースのフルローテーションが一般的ではない頃、コンテストでメイクして見せたのは良い例ではないでしょうか。
サーフィン界の神が見せたコンテストでのベストエアリアル2選:ケリー・スレーター
ギャラリーを沸かせるような最先端マニューバを取り入れたり、記憶に残るような印象的なライディングを見せるからこそ、今でも圧倒的な存在感を放つ影響力のあるサーファーであり続けているわけですね。
今回の動画は、サーフボードのノーズにステッカーに見えるので、クイックシルバーのライダーであった時代の映像でしょう。少し古い映像なのですが、これぞケリーといったロングバレル。
誰もが潰されたと思うほどのディープなポジションでありながらも、しばらくすると再び姿を現すことに。バレル内では確実にフォームボールに追いつかれていたと思うのですが、一体どんなマジックを使っていたのでしょうか(笑)。
ケリー・スレーターの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
ケリー・スレーターがトム・キャロルにスケート指導した90年代前半の貴重映像
呼吸法のトレーニング中にケリー・スレーターが失神する衝撃映像
ケリー・スレーターがタバルア島(フィジー)で「バナナ」モデルをテストライド
スレーターデザインズの新モデル!?ケリーがサイモン・アンダーソンのボードをテストライド
ケリー・スレーターも出演するボルコムライダーのマウイ島ウインターセッション