昨年2015年のWCT最終戦「パイプマスターズ」のヒート中、骨盤骨折の重症を負い、今シーズンはワールドツアーサーファーでありながらも、戦線離脱しているビード・ダービッジ「Bede Durbidge」(33歳)。
長いリハビリ期間が続いていますが、徐々に回復していることは、これまでの過去記事でお伝えしている通り。
オーウェンに続いてビード・ダービッジもショートボード復帰を果たすことに
今回の記事は、ビード・ダービッジが念願となるコンテスト復帰の時期を発表したので、内容についてお届けします。
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骨盤骨折後のビードは車椅子生活になったりと、簡単にはサーフィン復帰できないだろうと考えられていました。年齢を考えると、これでツアー引退かと囁かれたこともあります。
しかし、ついにコンテスト復帰の目処がついたとのことで、ワールドツアー運営団体「WSL(ワールドサーフリーグ)」からビードの声明が発表されることに。
怪我をしてからの8ヶ月間、みんなからのサポートには感謝してもしきれないよ。随分と長い期間だったように感じるけど、怪我をしたからこそ、これほどまでにサポートしてもらっているって気付くことができたんだね。
本来であれば、僕にとって今年が12シーズン目のワールドツアーだったけど、参戦することは叶わなかった。ツアーから離れたことで、これまでの良い思い出が頭に浮かんでいたからこそ、怪我以前のレベルに戻りたいって原動力になったんだ。
リハビリの経過は順調というより、思っていた以上の回復。医者からは完治まで12ヶ月って診断されていて、自分なりに現状では75%くらいの回復って思ってる。
サーフィンの復帰プロセスは、最初の数週間がロングボード、その後は一ヶ月ほど6'8のシングルフィン、そして今は通常のショートボード。サーフする度に、調子が上がってきているって感じてるんだ。
そこでみんなに発表するけど、ハワイのハレイワ、サンセット、パイプラインでのコンテストにエントリーした。怪我から11ヶ月にあたるから、トリプルクラウンがコンテスト復帰に最適なタイミングだって思ってる。
コンテスト復帰することにすごいエキサイトしてるよ。ただ、今後数ヶ月はしっかりとトレーニングをこなして、100%の状態に戻さなきゃならないんだけど。
みんなの応援に応えるためにも、これまで以上のサーファーになってコンテストに戻りたいって気持ちで燃えてるよ。
ということで、ついにビードが復帰時期を発表しました。カーヴィングが得意なビードだけに、サーフスタイル的にはトリプルクラウンという舞台はピッタリではないでしょうか。
ちなみに、現在の回復具合は75%とのことですが、上記写真は数日前に公開されたビードの最近のサーフショット。順調に回復していることが分かりますね。トリプルクラウンでのコンテスト復帰が楽しみです。