自然が発生させる波や太陽の明かりを使い、海で楽しむサーフィン。太陽が沈むと波が見えなくなるので、基本的には日中のみに行えるスポーツです。
しかし、サーファーのいなくなった夜にサーフしたいと考え、フルムーン(満月)の薄明かりを生かし、日没後にサーフするようになるサーファーが現れました。いわゆる「ナイトサーフィン」です。
今回の動画は、WSL(ワールドサーフリーグ)のスペシャルティイベントとして開催されたナイトサーフィンイベントのハイライト動画をお届けします。
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ナイトサーフィンイベントが開催されたのはフランスのアングレットで、イベント名は「Surf de Nuit」。「Nuit」とはフランス語で、英語での意味は「Night(夜)」になります。
同イベントは、満月の下でナイトサーフィンするのではなく、ビーチにバルーン照明を設置し、出場サーファーのサーフボードのレールにLEDライトを備え付けて行うフォーマット。
今年の同イベントは波がスモールサイズであったことに加え、天候は雷雨というコンディションだったそうです。にも関わらず、大勢のギャラリーが集まり、大いに盛り上がったと言います。
12名のサーファーが出場した同イベントを制したのは、レユニオン島出身のジョーガン・クージネ。「雷雨にも関わらず、ここまでギャラリーが集まってくれて驚いたよ」。
「照明とLEDがあっても、日中とは比較にならないほど視界が効かないから、慣れるまでには時間がかかったね。でも、いったんナイトサーフィンに慣れてからは楽しめたよ」。
優勝したジョーガンは、賞金500ユーロとQS1,500「Pro Anglet」へのワイルドカード出場を獲得したとのことです。
ナイトサーフィンに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
ポータブルライトを使ってジェイミー・オブライエンがパイプでナイトサーフィン