世界的に見るとシャークアタック件数が突出しているインド洋に浮かぶアフリカ大陸近くのレユニオン島。
2011年以降に発生したシャークアタック件数は18件、その中で被害者が死に至った件数が7件。この異常事態を受け、レユニオン島ではしばらく海に入る事が禁じられていました。
しかし、今年頭に安全対策が施されたエリアでサーフ可能になったことは、以前にお伝えした通りです。
シャークアタック頻発のスタートから5年!レユニオン島のサーフィン復興ドキュメント映像
今回の記事は、レユニオン島で再び発生してしまったシャークアタックに関する内容をお届けします。
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事故が発生したのは、8月27日(土曜)午後5時頃のことで、場所はレユニオン島の西部にあたるブカン・キャノ(Boucan Canot)。被害者は21歳のローラン・シャダ。
ローランが被害にあったエリアは、シャークアタック対策としてセーフティネットが張り巡らされていました。しかし、事故当日の午前、ネットに2メートルほどの穴が空いていることが確認されることに。
そのため、27日のブカン・キャノは安全のためにビーチを閉鎖したと言います。ですが、この日はビッグスウェルが入っていたことから、我慢できずに海へと入るサーファーがいたそうです。
その中の一人であったのがローラン。サメに二度噛みつかれたローランは、右手右足を失う事となりましたが、ライフガードの救助によってビーチへ運ばれ、ヘリコプターで病院へ搬送されたとのこと。
ローランを襲ったサメは、10フィート(約3メートル)のオオメジロザメ(英語ではBull Shark)と言われています。
参照記事:「Surfer loses two limbs in shark attack after being warned not to go into water」