ウェイブガーデンの造波装置を使った商業ウェイブプールとしてウェールズ(イギリス)で2015年夏にオープンとなったサーフ・スノードニア(Surf Snowdonia)。
技術革新による近代ウェイブプールの新たな幕開けとして、大注目を浴びてのことでしたね。そして先日、イギリス国内ツアーイベント会場になったことをお伝えしました。
ウェイブプールでのコンテスト時代の幕開け!?スノードニアでUK国内ツアーイベント開催決定
今回の記事は、イギリスのウェイブプール「サーフ・スノードニア」で10月24日に開催されるサーフィンイベントのコンテストフォーマットが発表されたのでお届けします。
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サーフ・スノードニアというウェイブプールを舞台にイギリスのトップサーファーが集まって競うイベント「サーフ・スノードニア・プロ・サーフ・チャレンジ(Surf Snowdonia Pro Surf Challenge)」。
個人的に最も興味があったのはコンテストフォーマット。と言うのも、ウェイブプールでは規則的に波を発生することができるため、海でのコンテストと同様のフォーマットを適用することが不可能なためです。
同イベントはオープン部門、ウイメンズ部門、アンダー18部門の3つから成ります。出場サーファー数は、オープン部門が20名、ウイメンズとアンダー18は各10名。
どの部門も、ファーストラウンドでは各サーファーが3本の波に乗り、オープン部門ではシングルスコアの高い順にトップ8、ウイメンズとアンダー18ではトップ4を選出。
その後、オープン部門はクオーターファイナル、ウイメンズとアンダー18はセミファイナルから一対一によるトーナメント形式がスタート。
トーナメントでは、サーファーが一本づつ波に乗る毎に勝敗が下され、勝ったサーファーは1ポイント獲得。ヒートの勝敗は、合計で3ポイント先取したサーファーが勝ち上がることになります。
これは昨年レッドブルが開催したウェイブプールイベントと同じフォーマットですね。すでにレッドブルが先駆者としてウェイブプールイベントを開催したので、似た形式になるとは思っていましたが、まさか同じとは…。
ウェイブプールで開催されたサーフイベント2015年度「レッドブル・アンリーシュド」
何はともあれ、非常に興味深いイベントなので、イベントダイジェスト動画が公開されればと願っています。
参照記事:「REVEALING OUR BIG NAME LINE-UP & COMPETITION FORMAT FOR FREE UK PRO SURF CHALLENGE EVENT」
ウェイブガーデンとサーフ・スノードニアに関連する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
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