2012年にトリプルクラウンを制し、第二のアンディ・アイアンズと言われて2013年からワールドツアー入りしたカウアイ島(ハワイ)出身のシーバスこと、セバスチャン・ジーツ「Sebastian Zietz」(29歳)。
コンテストでは思うような成績を残すことができず、2015年シーズンはWCTランク26位でツアー残留を果たすことができませんでした。にも関わらず、昨年2016年は全てのWCTイベントに出場し、WCTランク12位となることに。
今回の記事は、セバスチャン・ジーツが昨年のツアーイベントに全出場できた理由、そしてフリーサーフィン動画をお届けします。
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シーバスが昨年のワールドツアーイベント出場できた理由は、簡単に言うとスチュアート・ケネディと同じです。
ツアーサーファーではないのにWCTランク19位でツアー残留を決めたスチュアート・ケネディ
昨年はリプレイスメントサーファーの3番手にいたシーバス。通常であれば、3番手で出場のチャンスが巡ってくることはほとんどありません。
しかし、シーズンのほぼ全イベントを見送ったオーウェン・ライトとビード・ダービッジ以外にも欠場者続きとなった昨年。そのため、シーバスに出場のチャンスが訪れたのです。
また、シーバス本人もWQS生活を望んでいなかったため、ツアー初戦前にはゴールドコーストに張り付き、まるでキャンセル待ちかのように欠場サーファーが出ないかどうか待機していたと言います。
そしてチャンスを掴んだシーバスは、WCTサーファー時代には果たせなかったワールドツアーイベント優勝を、WCTサーファーではなかった昨年のマーガレットリバーで果たしましたね。なんだか不思議な感じがしたのは、私だけではないでしょう(笑)。
そんなシーバスによる今回の動画。第二のアンディと呼ばれただけあり、ワイルドかつスタイリッシュなライディングに思わず見入ってしまいます。
https://vimeo.com/203921546
*セバスチャン・ジーツの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
マーギーズプロのカーヴィングから一転!セバスチャン・ジーツのエアリアルサーフィン
パイプマスターズでの活躍に期待!フリーサーフ動画:セバスチャン・ジーツ