現地時間5月12日(ブラジル)、リオデジャネイロのサクアレマを舞台にしたCT第4戦のメンズ「オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)」とウイメンズ「オイ・リオ・ウイメンズ・プロ(Oi Rio Women’s Pro)」が開催。
予報通りのサイズアップで開催となった本日、メンズはラウンド2ヒート5~ラウンド3ヒート5、ウイメンズはラウンド2が行われました。
今回の記事は、オイ・リオ・プロ三日目となった本日のイベントレポート、動画、今後の波予報などをお届けします。
スポンサーリンク
メンズのイベントレポート
本日はメンズのラウンド2ヒート5からスタートし、ラウンド2終了後にウイメンズのラウンド2、その後はメンズのラウンド3に突入するマラソンデイとなりました。
波のコンディションはバックウォッシュが入り、さらには強烈なカレントが発生するトリッキーコンディション。単発ではなく、数回のアクションを入れられる波をキャッチできるかどうかが勝敗を左右しました。
興味深かったのは、パワーターンvsエアリアル。ベストなのはパワーターンとエアリアルのコンボですが、両方を得意とするサーファーはワールドツアーサーファーであっても少なく、特にコンテストでは得意とするマニューバに頼りがちです。
本日はパワーターンを得意とするサーファーにハイスコアが付いている印象を受けました。トータルハイエストスコアの18.27とシングルハイエストスコアの9.27を出したウィゴリー・ダンタスが顕著ですね。
*ウィゴリー・ダンタスの9.27
.@WiggollyDantas is on 🔥🔥🔥 Watch the #OiRioPro live NOW 👉 https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/k9oQepd6Cr
— World Surf League (@wsl) 2017年5月12日
*ウィゴリー・ダンタスの9.00
.@WiggollyDantas throwing buckets to the sky! 🇧🇷 Watch the #OiRioPro live NOW 👉 https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/5LEkUnU7ye
— World Surf League (@wsl) 2017年5月12日
ウィゴリーとほぼ同様のスコアを叩き出したツアールーキーであるコナー・オレアリーのサーフィンもまた、パワーターンのコンボでした。
*コナー・オレアリーの9.20
#ConnorOleary is on 🔥 in this heat! Watch the #OiRioPro LIVE: https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/6koW2pSxTc
— World Surf League (@wsl) 2017年5月12日
*コナー・オレアリーの9.00
#ConnorOleary with the highest wave score of the day so far! 🇧🇷👊 #OiRioPro LIVE: https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/ruoxcANyTl
— World Surf League (@wsl) 2017年5月12日
メンズの次なるラウンド3ヒート6では、ジョンジョン・フローレンスとヤゴ・ドラが再びの対戦。13日(土曜)の朝一からメンズスタートならばオープニングヒートとなるので見逃せません。
ウイメンズのイベントレポート
敗者復活戦のラウンド2が行われたウイメンズ。注目は、ランキング上位ながらラウンド1で敗退を喫していたタイラー・ライトとカリッサ・ムーア。
ブラジリアンのワイルドカードと対戦したタイラーは、8ポイント台と9ポイント台を揃える本日のトータルハイエストスコアで圧巻の勝利を飾ることに。
*タイラー・ライトの8.33と9.67
.@tylerGwright eliminates wildcard @TainaHinckel in #OiRioPro Rd 2, Heat 3: https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/rDS8RhfB7d
— World Surf League (@wsl) 2017年5月12日
一方のカリッサは、まさかまさかの敗退。対戦相手はリプレイスメント出場のビアンカ・ビュイテンダグでした。カリッサの一コケは珍しいと思い過去の戦歴をチェックすると、何と2010年CT第5戦以来となる7年振りのイベント最下位でした。これはこれで凄い…。
ハイライト動画
今後の波予報
13日(土曜)のコンディションは、本日より若干サイズダウンとなるものの、フェイスで4~6フィートの予報なので、イベントは開催される見通しとなっています。
まとめ
日本とリオデジャネイロ(ブラジル)の時差は、日本の方が12時間進んでいます。現地時間の午前7時にイベント開催ならば、日本時間では午後7時となります。
ライブ観戦やイベント情報の詳細は、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
公式サイト「Oi Rio Pro」
公式サイト「Oi Rio Women's Pro」