現地時間6月10日(メキシコ)、ウイメンズのQSイベントの中でハイエストグレードとなるQS6,000イベント「Los Cabos Open of Surf」が終了しました。
優勝を果たしたのは、今シーズンはCTサーファーとして返り咲いているブラジリアンサーファーのシルヴァナ・リマ。
今回の記事は、ロスカボスオープンやウイメンズのQSランキングに関する内容をお届けします。
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ウイメンズツアーサーファーの中で最年長となる32歳のシルヴァナ。ウイメンズの現CTサーファーとしては唯一の30代でありながら、エアリアルといったプログレッシブなライディングをコンテストに取り入れる稀有な存在です。
今年ツアーに返り咲いたシルヴァナの現CTランクは14位。第5戦を終えた時点で勝ち上がったヒートは一回だけとCTでは厳しい状況なので、今回の優勝が起爆剤になるかもしれません。
「(ファイナルの対戦相手の)ブロンテは素晴らしいサーファーだから、ファイナルで対戦できて最高だったわ。実はラインナップで緊張しなかったのは今回が初めてで、ベストサーフィンをしなきゃって自分に言い聞かせ続けてたの。勝つためにはこうじゃなきゃね」と、シルヴァナはコメントを残しています。
「Dead or Alive」といったリスキーなライディングを信条とするシルヴァナ。この勢いに乗り、ワールドツアーでの活躍を期待したいです。
さて、ウイメンズにとってハイエストグレードであるQS6,000イベントは今回でちょうど3戦目となる半分を終了。各イベントの優勝者はいずれも現役CTサーファー。
準優勝者を含めても、計6名のファイナリストの内、現CTサーファー以外は元CTサーファーのポーリン・アドのみ。やはり、ワールドツアー経験者の強さが目立ちます。
昨年のQSランキングを見ると、ワールドツアー入りの資格を得たサーファーはQS6,000イベントでファイナリスト入りを果たしたサーファーのみ。
カリフォルニア、スペイン、シドニーにて今後開催される残り3つのQS6,000イベントにおいて、CTサーファー以外の優勝者が出るのかどうかに注目したいところです。
*「シルヴァナ・リマ」vs「ブロンテ・マコーレー」のファイナル
https://youtu.be/6FBy4h3YLq8?t=5h7m51s
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