カリフォルニアのレモーに位置するケリー・スレーターによるウェイブプール「サーフ・ランチ(Surf Ranch)」。
同ウェイブプールを買収したWSL(ワールドサーフリーグ)によるサーフイベントの開催は何度となく噂されていましたが、ついに開催に向けての下準備が進み始めたようです。
今回の記事は、サーフ・ランチがサーフイベント開催に向けてキングスカウンティに提出した申請書に関するニュースをお届けします。
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これまでのサーフ・ランチは、あくまでも研究開発の場といった感じで、プロサーファーがテストライドに訪れたりはしていたものの、一般にオープンされていないウェイブプールでした。
しかし、今後の展開に備え、サーフ・ランチの営業形態変更に関する申請書が提出されたそうです。
申請書に記載されている主な内容は以下の通り。
・年間に最大で6つのイベント開催
・イベント内容はレクレーション目的のサーフイベントやサーフコンテスト(ライブコンサートやキャンプも含む)
・一つのイベントの開催日数は2~4日(例:木曜~日曜夜)
・イベント開催の時間帯は6~23時
・イベント参加者の見込みは最大で8,000人/日
サーフコンテスト開催に関しては、WSLが買収した時点で当然な成り行きとして誰もが想定していましたが、レクレーション目的が気になります。
もしかしたら、限定的に一般サーファーがサーフ・ランチのパーフェクトウェイブを楽しめるチャンスが生まれるのかもしれません。
造波装置自体のアップグレードなども含め、現状はどれほど進化しているのかとても気になるサーフ・ランチ。
今後の進展や最新ニュースからも目が離せませんね。
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参照記事:「Getting stoked over 'Surf Ranch' plan」