ビッグウェイブサーフシーンにおいて欠かすことのできないアイコニックなサーフスポットである北カリフォルニアのマーヴェリックス。
そのマーヴェリックスを舞台にした伝統的なビッグウェイブイベントの運営組織が今年前半、連保破産法を申請したニュースをお伝えしましたが、ようやく進捗情報が公開されました。
今回の記事は、マーヴェリックスでのビッグウェイブイベント開催の権利をWSL(ワールドサーフリーグ)が購入に踏み切ったということで、内容についてお届けします。
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かつてはBWT(ビッグウェイブツアー)イベントの一つであったマーヴェリックスでのビッグウェイブコンテスト。
しかし、WSLがBWTを買収した際にマーヴェリックスイベントだけはBWTを離れ、インディーズ系のイベントとして開催されていました。
マーヴェリックスイベントはインディーズ系ながら根強い人気を誇り、昨シーズンにあたる2016/2017年シーズンにはウイメンズ部門の追加を発表したりと注目を集めていましたね。
なのですが、ウイメンズ部門の開催に至ることもなく運営組織が2017年1月に破産法を申請し、昨シーズンはイベント自体がキャンセルされることに。
WSLとしては、マーヴェリックスの知名度を考えればBWTの目玉イベントの一つとして、喉から手が出るほどイベント開催の権利が欲しかったはずなので、今回の件は自然な流れに落ち着いたといったところでしょう。
現時点において判明しているのは、「WSL」、「Titans of Mavericks」「Cartel Management」の3つの組織が、52.5万ドルで4年のライセンス契約に合意したとのこと。
WSLとしては、9月13日に予定されている破産裁判所の判事による最終決定において、イベント開催権利の移譲が承認させるのかどうかを待つのみ。
もしも承認されれば、マーヴェリックスイベントはWSLのBWTイベントの一つとして開催予定になるそうです。
BWTイベントとして開催されることになった場合、マウイ島ジョーズ(現地名:ピアヒ)に続いてウイメンズ部門も開催となるのかなど、イベントフォーマットなども気になるところです。
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参照記事:「World Surf League purchases rights to Mavericks big-wave surf contest」