現地時間9月15日(アメリカ)、カリフォルニアのローワーズ(ローワー・トレッスルズ)を舞台にしたメンズのCT第8戦「ハーレー・プロ・アット・トレッスルズ(Hurley Pro at Trestles)」が終了。
イベント最終日の本日は、クオーターファイナルのヒート3からスタートとなり、ブラジリアンのフィリペ・トレドの優勝で幕を閉じました。
今回の記事は、ハーレープロ最終日となった本日のイベントレポート、動画、最新CTランキングなどをお届けします。
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イベントレポート
ハーレープロ最終日の見所となっていたのは、好調なランキングトップのジョーディ・スミスと2位のジョンジョン・フローレンスがどこまで勝ち上がるのかという点。
昨日、すでにセミファイナル進出を決めていたジョーディに続き、本日のクオーターファイナルのヒート3に登場したジョンジョンもセミファイナル出場を決定。
*ジョンジョン・フローレンスの8.17@クオーターファイナル
.@johnjohnflorenc eliminates @floresjeremy in #HurleyPro Quarterfinal 3 👉 https://t.co/v5Zhd0CiJv pic.twitter.com/wkqUmS2lQY
— World Surf League (@wsl) 2017年9月15日
運命が分かれたのはセミファイナル。ヒート1に出場したジョーディはじっくりとグッドウェイブを待つ戦略で、2本しか波に乗らなかったもののラウンドアップを果たすことに。
一方のジョンジョンは、優勝候補のフィリペと対戦。ひたすら波に乗りまくるフィリペに対し、ジョンジョンの戦略はジョーディ同様にじっくりと波を待つもの。
ただ、この戦略が裏目に出たのか、バックアップスコアを揃えることのできなかったジョンジョンはセミファイルで敗退となりました。
*セミファイナルのヒート2ダイジェスト動画
https://youtu.be/QQvIIpq4EGE
ファイナルはジョーディとフィリペ。優勝と準優勝では獲得ポイントが2,000ポイントも違うので、ジョーディとしては優勝してツアーランキングのリードを広げたかったはず。
ですが、セミファイナルのジョンジョン同様、あまりセットが入らないスローヒートという展開に翻弄され、ファイナルでのシングルハイエストスコアとなる9.00をマークしながら、バックアップスコアを出す事ができず敗退。
*ファイナルのダイジェスト動画
https://youtu.be/XYEEEjNOJg0
ちなみに、今回の優勝によりフィリペは今シーズン唯一の複数イベント優勝サーファーとなりました。また、今季2回目のCTイベント優勝に加え、二人目の子供も誕生予定とのことです(笑)。
ハイライト動画
本日のヒート結果
最新CTランキングトップ10
メンズのランキングはジョーディとジョンジョンのポイントが、3位以下を突き放す事となりました。
今季の二人は25位(一コケ)は一度もなく、13位(二コケ)はジョーディが一回、ジョンジョンが二回と早期敗退の可能性は非常に低いです。
CTランク3位以下がタイトルレースに絡むには、今後のイベント優勝に加え、ジョーディとジョンジョンの早期敗退といった条件も求められることになるでしょう。
まとめ
メンズの次なるCTイベントは、フランスで開催となるクイックシルバープロ。
ウェイティングピリオドは10月7~18日の設定となっています。
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公式サイト「Hurley Pro at Trestles」