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ワイルドカードのヴァスコ・リベイロ Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

現地時間2017年10月21日(ポルトガル)、ポルトガルのペニシェを舞台にしたメンズCT第10戦「メオ・リップカール・プロ・ポルトガル(MEO Rip Curl Pro Portugal)」がスタート。

イベント初日の本日は、スーパーハードコンディションの中でラウンド1~ラウンド2ヒート4まで終了しました。

今回の記事は、リップカールプロ@ポルトガル初日となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。


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イベントレポート

ハリケーンからのビッグスウェルが届きはしたものの、クローズアウトのショアブレイクといった厳しいコンディションがCTサーファーを待ち受けていた会場のスーパーチューボス。

当然メイクできるバレルは数少なく、オープニングヒートで1位通過を決めたジュリアン・ウィルソンのトータルスコアはわずか4.97(20点満点)と、ロースコアヒートが目立ちました。

そんなコンディションに翻弄されるかのよう、8名いたタイトルコンテンダーの中で、オーウェン・ライトとフィリペ・トレドの2名はラウンド2敗退となったので、タイトルレースから脱落。

オーウェンを下したのは、ビッグネームキラーであるワイルドカード出場のヴァスコ・リベイロ。なんとヴァスコは、本日のシングルハイエストスコアとなる9.37をマークし、ラウンド2を勝ち上がりました。

*ヴァスコ・リベイロの9.25@ラウンド2
https://youtu.be/IMogqHaf5DI?t=1m40s

トータルハイエストスコアとなる15.50をマークしたのはミック・ファニング。経験豊富なベテランらしい見事な波選びは圧巻でした。

*ミック・ファニングのヒートダイジェスト動画@ラウンド1
https://youtu.be/6XCh7EkHzxg

個人的に最も印象深かったのはジャック・フリーストーンの9.00。ディープバレルで完全に潰されたと思いきや、ドギードアからのメイクはパーフェクト10が付いてもおかしくないライディングでした。

*ジャック・フリーストーンの9.00@ラウンド1

ハイライト動画

本日のヒート結果と今後のヒート表

波予報

22日(日曜)は早朝がフェイスで7~10フィートで、徐々にサイズダウン傾向ではあるものの一日を通してグッドコンディションの予報。

23日はいったんサイズダウンし、24日から新たなスウェルが入ってフェイスで4~6フィートの見込み。

初日の本日、すでにWSLコミッショナーが口にしていた通り、22日も予報通りのコンディションなら二日連続の開催。その後、24日(火曜)と25日(水曜)でイベントを終了させる予定となっています。

まとめ

現在サマータイム中のポルトガルと日本の時差は8時間で、日本の方が8時間進んでいます。ただし、サマータイムは10月29日に終了となり、サマータイム後の時差は9時間となります。

サマータイムにあたる期間は現地時間の午前8時にイベントスタートの場合は日本時間の16時、サマータイム後は現地時間の午前8時にイベントスタートの場合は日本時間の17時となります。

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公式サイト「MEO Rip Curl Pro Portugal

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