スペイン出身の若手ビッグウェイブサーファーのナチョ・ゴンザレス「Natxo Gonzalez」(22歳)。
ビッグバレルを求め世界中を飛び回る一方、ナチョにはもう一つのロマンがありました。それは、パーフェクトなヴァージンウェイブを当てること。
今回の動画は、ナチョ・ゴンザレスがケパ・アセロに捧げるというヴァージンウェイブを求めたサーフトリップ映像をお届けします。
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まずケパ・アセロとは誰!?と思う方も多いと思います。当ブログでも頻繁にフィーチャーしてきたケパは、主に一人旅で世界の僻地を攻めるハードコアサーフトラベラー。
ナチョと同じスペインのバスク地方出身なので、ナチョにとっては大先輩といった存在であり、ナチョはケパから多大な影響を受けてきたと言います。
さて、今回のトリップはナチョが4年前にゴーグルアースで狙いを定めたエリアで、長きに渡ってスウェルチャートをチェックした末に、ついに現地を訪れることになった夢のトリップ。
肝心の波はと言うと、動画からチェックして下さい。動画を見て頭に浮かぶのは、もしかしてミック・ファニングがリップカールサーチで当てた波!?という点。
ですが、ナチョいわく「ミックの波は、今回の僕のよりパーフェクトかつブレイクのスピードが遅いんだ。僕のはブレイクが早くてよりヘビー」とのこと。
どのくらいヘビーかと言うと、バレルに入ると波がボトムから巻き上げすぎているため、ボトムにはフォームボールはおろか、砂だけだったそうです…。
アクセスには途方もない時間を費やしたとのことですが、世界にはまだまだ誰にも乗られることなく、とんでもない波がブレイクしているエリアもあるのですね。
ちなみに、ミックが当てた波は過去にケパがモーリタニアで訪れたスポットだと言われていますが、果たしてどうなのでしょうか!?
あらゆる情報が溢れるインターネット時代ではあるものの、シークレットスポットはシークレットスポットであり続けることでアドベンチャー精神を駆り立てられるようで悪くはないですね。
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参照記事:「WATCH: Natxo Gonzalez: A Discovery」