ジョアン・デフェイ Photo: WSL / ETHAN SMITH

現地時間11月5日、オーストラリアで開催されていたウイメンズのQS6,000イベントは、CTサーファーであるジョアン・デフェイの優勝で幕を閉じました。

同イベントをもちまして、ウイメンズはメンズよりも一足早く今季2017年のQSシーズンを終了。

今回の記事は、ウイメンズの2017年度QSランキングが決定したので、来年2018年にワールドツアーへとクオリファイするサーファーに関する内容をお届けします。


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ウイメンズのワールドツアーサーファーの構成は、CTランキングのトップ10、QSランキングのトップ6、WSLワイルドカード1名の17名となります。

ウイメンズの場合はCTイベントの最終戦がまだ残されているので、CTランクのトップ10とQSランクのトップ6に入るダブルクオリファイのサーファーがまだ確定していないのですが、現在のポイント差からある程度の予測はできます。

それでは、現在のCTランキングと確定したQSランキングをチェックしましょう。

*CTランキング

ウイメンズCTの全ランキング

*QSランキング

ウイメンズQSの全ランキング

現状を見る限り、ジョアン・デフェイとセイジ・エリクソンのダブルクオリファイは手堅く、タティアナ・ウェストン・ウェブまたはキーリー・アンドリューのいずれかもダブルクオリファイすると考えられます。

となると、QSランキングのトップ6がワールドツアー入りのチケットを手に入れることになりますが、ダブルクオリファイのサーファーが3名いるとなれば、実質トップ9までクオリファイとなります。

ウイメンズコンテストサーファーの実力差はかなり明確なため、ニューフェイスのツアー入りは極めて少ないのが現実です。QSランキングでトップ6入りする大半のサーファーはCTでのトップ10入りを逃した現CTサーファーであったり、以前にツアー落ちした元CTサーファー。

事実、ウイメンズのQSイベントで最もグレードの高いのがQS6,000で、今季開催されたQS6,000イベントで優勝を果たしたのは全てCTサーファーだったほどです。

ということで、今年もQSからワールドツアー残留を決めるCTサーファーが多く、久しぶりの顔ぶれとして元CTサーファーのペイジ・ハレブもトップ9入りを果たしています。

完全なるニューフェイスは、若干15歳のキャロリン・マークスのみ。アメリカのアマチュアイベントを総なめで、間違いなくワールドツアー入りすると言われていたキャロリン。

13歳と言う史上最年少でCTイベントに参加した経験も持つ大型新人です。今年頭のインタビューでは、今年はまだアマチュアイベントに参加して、数年後にCT入りを目指すと言ってましたが、心変わりがあったのですかね(笑)。

さて、結果的に2018年度ワールドツアーにおける完全なるツアールーキーはキャロリンのみ。なかなかメンツの入れ替わりが少ないウイメンズなので、注目すべき点はキャロリンの活躍ですね。

キャロリン・マークスの過去記事

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