トライアル優勝のダスティ・ペイン Photo: WSL / STEVE SHERMAN

現地時間2017年12月8日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのパイプラインを舞台としたメンズCT第11戦「Billabong Pipe Masters(ビラボン・パイプ・マスターズ)」がスタート。

ウェイティングピリオド初日の本日は、ワイルドカード2枠を賭けたトライアルイベント「Men's Pipe Invitational(メンズ・パイプ・インビテーショナル)」が行われました。

今回の記事は、パイプマスターズトライアルのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。


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イベントレポート

パイプラインを代表するサーファー、イベントスポンサーであるビラボンやバンズの推薦サーファーなど、計32名のサーファーが出場することになった本日のパイプマスターズトライアル。

CTイベントのトライアルとしては、これ以上ないほど豪華サーファーが出場するイベントなので、本戦同様に見逃せないヒートが目白押しでした。

波のコンディションがここ数年同様、コンスタントに良いセットが入るわけではなかったのが少し残念でしたが、逆に言えば、少ないチャンスをしっかりとモノにできるのか問われる展開となることに。

ファイナリスト入りを果たしたのは、元CTサーファーのダスティ・ペイン、ベンジ・ブランド、セス・モニーツ、ジャック・ロビンソンの4名。

個人的な予想としては、2015年にトライアル優勝を決めたジャック、昨シーズンのWOTW若手部門を制したセスの二人が有利だと思っていましたが、結果は真逆。

ダスティ・ペインが優勝、ベンジ・ブランドが準優勝という結果となり、この二人がワイルドカードとしてパイプマスターズ本戦に出場することが決定しました。

優勝したダスティのコメントは以下の通り。

ハワイアンにとってパイプマスターズはドリームイベントだからエキサイトしてるよ。波はファンウェイブだったし、こんな機会を与えてくれたWSLに凄い感謝してる。

準優勝したベンジのコメントは以下の通り。

ほんとクレイジーで、これだけ多くのヒートを勝ち上がったなんて信じられない。ここ数年はなかなか勝てなかったから、運が向いてきた感じだね。

結果よりも海と対戦サーファーにフォーカスして、気持ちで負けないように心掛けたんだ。ガブリエル・メディナと対戦することになるなんて信じられないけど、ビッグネームを相手に番狂わせを起こしたいね。

ちなみに、トリプルクラウンのランキングトップであるグリフィン・コラピントはトライアルのクオーターファイナルで敗退。

トリプルクラウン制覇の可能性があったグリフィンがトリプルクラウン最終戦に出場できないのは、定員の問題があるとは言えかなり酷だと思いますが…。

本日の結果

ハイライト動画

今後の波予報

昨日お届けしたイベント情報での波予報と変わらず、9日はサイズダウンにオンショア、10日はサイズが大きくなりすぎてグチャグチャになる見込み。

波予報通りとなれば、パイプマスターズ本戦のスタートは10日のスウェルが落ち着いてくる11日(月曜)となるでしょう。コンディションは本日のトライアルと似たような予報なので、あまり良くないかもしれません。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本の方が進んでいます。現地時間の午前7時半にイベント開始の場合、日本時間では翌日の午前2時半となります。

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公式サイト「Billabong Pipe Masters

2017年パイプマスターズの過去記事

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