数年前であれば、ビッグウェイブサーファーのトレーニング方法で最もイメージが強いのは、巨石を持って海底を走る姿。
ですが、ビッグウェイブサーフィンの進化に伴い、トレーニング方法も理論的になってきました。
今回の記事は、世界的に有名なビッグウェイブサーファーが製作に取り組んだプログラム「Ocean Warrior Course」に関する内容をお届けします。
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ビッグウェイブサーファー向けのトレーニングプログラムと言うと、非常に特殊な印象を受ける方もいると思いますが、一般サーファーにも役立つ内容です。
メインフォーカスが波に巻かれた時の息止めであり、トレーニングによって今まで以上に息止めできるようになれば、波に巻かれてもリラックスできるようになり、ひいては波への恐怖心が薄れるためです。
さて、今回紹介する「Ocean Warrior Course」を製作したのは、マーク・ヴィサーやシェーン・ドリアンなどといった世界に名だたるビッグウェイブサーファー。
息止めに関してはフリーダイビングの技術が似たような印象を受けますが、マークによると息止めに至るシチュエーションが異なるため、サーファーによる技術をサーファーに伝えるのがベストと考えたとのこと。
サーファーによるサーファーのためのビッグウェイブトレーニングプログラムでありながら、初心者から上級者までに役立ち、サーフィン中の安全面を高めてくれるということでサーフィンの虎の巻といった感じですね。
私も姉妹サイト「World Surf Travel」で記した通り、2017年11月にフィリピンでフリーダイビングスクールによるサーフサバイバルコースを受講し、トレーニング次第で長時間息止めの可能性を広げることができると感じました。
現在の限界サイズ以上の波にチャージしたいサーファー、より安全に海での遊びを楽しみたい方などは、「Ocean Warrior Course」をチェックして見てはいかがでしょうか。
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公式サイト「Ocean Warrior Course」