Photo: WSL / VITOR ESTRELINHA

北半球と南半球に分け、ビッグスウェル到来時にのみ開催されるBWT(ビッグウェイブツアー)。

2017/2018年シーズンの南半球を舞台にした前半戦はすでに終了していて、後半戦の現在、ポルトガルのナザレにビッグスウェルヒットが予報された事から「ナザレ・チャレンジ(Nazaré Challenge)」にグリーンアラート点灯。

今回の記事は、WSLが発表したナザレ・チャレンジ開催に関するニュースをお届けします。


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昨シーズンが初開催となったナザレチャレンジ。2シーズン目の今季、2018年2月10日(土曜)開催でついにゴーサインが下されました。

BWTコミッショナーを務めるマイク・パーソンズのコメントは以下の通り。

ナザレのスウェルチャートをチェックしながらエキサイトしているよ。北西からソリッドスウェルが入って来て、10日早朝は25~35フィート、時間の経過と共にスウェルは強まり、最大で40フィートに達する可能性もある。

イベント開催中に風が強まる恐れがあるから、現在の予定としては早朝からイベントをスタートさせ、風が強まる前に終了させる予定。

今季BWT後半戦は3つのイベントが予定されていて、すでにハワイのマウイ島ジョーズでのピアヒチャレンジは開催済み。

今回のナザレチャレンジが開催となれば、残すは今季からBWTイベントに加わったマーヴェリックスチャレンジのみですね。

BWTもいよいよシーズン終盤を迎えているので、最大の見所となるのはランキングレース。

ランキングトップはSUPワールドチャンピオンで知られるカイ・レニー。ビッグウェイブのみを専門とする、いわゆるビッグウェイブサーファーではない点が凄いですね。

海関係のアクティビティならば何でもこなすウォーターマンのカイが、ビッグウェイブの世界でもワールドチャンピオンになってしまうのか注目が集まります。

さて、ナザレチャレンジに出場となる招待サーファーについては後日発表となっています。

イベント開催のコールが72時間前に行われ、スケジュール調整の付かないサーファーも出てくる恐れがあるためですね。

久し振りに開催といった感じのBWTイベント。果たして、どのようなコンディションが待ち受けているのか早くも楽しみです。

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公式サイト「Nazaré Challenge

ナザレチャレンジの過去記事

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