人それぞれに自分なりのやり方があるサーフボードへのワックスの塗り方。
基本的にはライディング中に滑らなければ良いので、どの塗り方が正しいといったものはないのですが、経験豊富なトッププロの意見を参考にするのもアリではないでしょうか。
今回の動画は、今季ツアールーキーのウェイド・カーマイケルが教えてくれるワックスの塗り方映像をお届けします。
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まずは基本情報としてウェイドが語るのは、季節に応じたワックスの違い。海水が暖かい夏用のワックスは固めで、海水が冷たい冬用のワックスは柔らかめという点。柔らかいワックスの方がグリップ力があると言います。
もう一つの情報として、サーフボードを直射日光にさらすとワックスが溶けてしまうため、日陰を探すこともお勧めしています。いったんワックスが溶けたボードはヌルヌルになり、ワックスが乗らなくなるので注意が必要です。
ここからが本題となるワックスの塗り方。ワックスを塗る際の前提ポイントとして、力を入れてワックスを塗らないこと。
ライトタッチで優しくワックスを塗っていくことで、サーフボード上にワックスのレイヤー(層)が出来ていくというわけです。
ワックスを塗る時は、一方向からだけでなく様々な角度から塗る方がベター。一度に端から端まで塗るのではなく、短い距離を繰り返し塗る点もポイント。ワックスの角ばった端の部分を使って塗ると、より良いレイヤーになるとのこと。
ベースレイヤーが完成したらボード全体に優しくワックスを塗っていき、ボード上に粒粒のダマのようなものが出来てきたら完成。