サーフィンがオリンピック競技として2020年東京五輪での開催が決まった2016年8月。
サーフファン以上に歓喜の声を上げたのは、プロサーファーとして活躍する当のアスリートだったのではないでしょうか。
今回の記事は、CTサーファーであるレイキー・ピーターソン「Lakey Peterson」(23歳)がCNNの取材に答えたインタビュー動画をお届けします。
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5歳の頃にサーフィンを始め、12歳でプロサーファーとしてのキャリアを意識するようになったレイキー。
きっかけとなったのは地元であるサンタバーバラで開催されたローカルイベントでの優勝。同イベントにはガールズ部門がなく、ボーイズ部門に出場したレイキーは同世代の男の子を破り、優勝を果たしたそうです。
その後は順調にキャリアを積み、17歳であった2012年にワールドツアー入りを果たしプロサーファーとして活動するようになることに(アメリカ人サーファーは「CTサーファー」=「プロサーファー」の表現をよく目にします)。
でしたが、サーファー以外の人と会話をしている時に「私はプロサーファーなの」と言っても、「で、大学では何を勉強しているの?」と、サーフィンを趣味の延長線上にしか受け止められなかった経験が多々あったそうです。
言ってみれば、サーフィンはスポーツではなく、プロサーファーとはアスリートではないという認識が強かったのでしょう。
そんなレイキーがサーフィンのオリンピック競技入りを知ったのは、自宅のソファーでリラックスしていた時のこと。携帯に届いたメールを読んだ瞬間、思わず母親に叫んで知らせたそうです。
レイキーにとってサーフィンがオリンピック競技になった事実は、他のオリンピック競技同様にサーフィンがスポーツとして世界的に認められることを意味します。
「今までの認識が一変するスペシャルなことで、ようやく私たちもアスリートとして認められることになるわ」と口にするレイキー。
オリンピックの知らせを聞いた瞬間「サーフィンしなきゃ、ジムに行かなきゃ、もっと努力しなきゃ」と大いなるモチベーションになったと言うので、今季CTイベント初戦での優勝に繋がったのかもしれませんね。
最後に、「レイキー」という名前は私も初めて知りましたがニックネームだとか。本名は「ローラ・ルイーズ・ピーターソン(Laura Louise Peterson)」。
家族旅行でカナダのルイーズ湖(Lake Louise)を訪れて以来、ミドルネームにかけてレイク・ルイーズとジョーク交じりで呼ばれるようになり、何かの拍子に兄から「レイキー」と呼ばれて気に入り、レイキーと名乗るようになったそうです。
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参照記事:「Olympic debut will make surfing 'legit,' says US surfer Lakey Peterson」