先日のベルズビーチで開催されたリップカールプロを最後にワールドツアーを引退したミック・ファニング「Mick Fanning」(36歳)。
オーストラリアを代表するトップアスリートの引退とあり、ベルズイベントには多くのファンが集まり、ミックがマニューバを描くたびに大歓声が上がっていました。
今回の動画は、ミック・ファニングにとってCTサーファーとしてはラストイベントとなったリップカールプロでの一週間を追ったドキュメンタリー映像をお届けします。
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ワールドツアー歴17年目にして引退を決めたミック。CTランクのトップ22入りを逃しての引退ではなく、CT第2戦を終えた時点でCTランク3位というトップレベルでの幕引きもトッププロならではでした。
17年という年月の中で、ミックが果たしたCTイベント優勝回数は22回で、ワールドタイトル獲得数は3回。
ワールドツアー入り後の年間ランキングは以下の通り。
最もランキングを落とした2004年は、ミックの選手生命にとって最大の危機となったハムストリングスの断裂によるリハビリのためです。
2004年に続くワーストランキングとなったのはCTランク17位の2016年。この年はみなさんご存知の通り、リチャージ期間としてCTにスポット参戦したシーズンでした。
そう考えると、いかにトップレベルのコンペティターであったのか分かりますね。17年の歴史の中で、CTランクトップ5に入った年が12回もあるほどですし。
今後のミックは、本人も意思を示しているようにフリーサーファーとして世界中を飛び回るザ・サーチ生活に突入します。トリップ動画などで楽しませてくれると思うので、今後の活動にも期待したいところです。