サーフィンのトレーニングとして本格的に活用され始めたウェイブプール。
第一弾として、オーストラリアのオリンピック強化指定選手が先日、ケリー・スレーターのウェイブプール「サーフ・ランチ」で6日間に渡るトレーニングを行いましたね。
今回の記事は、USAサーフィンが米国テキサス州ウェーコでオープンしたばかりのBSRサーフリゾートとパートナーシップを結んだニュースをお届けします。
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USAサーフィンのプレスリリースによると、2018年ワールドジュニアチャンピオンシップと2020年東京五輪に向け、オフィシャルパートナーとしてBSRサーフリゾートを正式なトレーニング用ウェイブプールに採用したと発表。
同CEOのグレッグ・クルーズは「ウェイブプールはビーチブレイクでのトレーニングに最適で、来るべき2018年ISAワールドサーフィンゲーム、2018年ISAワールドジュニアチャンピオンシップ、2020年東京五輪はいずれもビーチブレイク」と言及。
また、BSRサーフリゾートの波についても触れていて「12秒間隔の3本のセットは一分おきに発生可能で、ボタン一つで波のタイプを変更可能。海のコンディションに近い環境を作る事ができる」とのこと。
さて、現時点においてアメリカチームのオリンピック強化指定選手は発表されていないはずですが、オリンピック出場を望むケリー・スレーターも選ばれると思います。
となると、サーフ・ランチを所有するケリーが、いわゆるウェイブプールのライバルであるBSRサーフリゾートでトレーニングするとなると不思議な感じではないでしょうか。
予定通りに東京五輪が志田下で開催となれば、サーフ・ランチのようなロングウェイブはあり得ないので、トレーニングにはBSRサーフリゾートの方が向いていると思いますが。
最後に、オーストラリアやアメリカがウェイブプール活用ということで、今後も他国がウェイブプール活用の動向に追随することになるのか注目です。
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