CT(チャンピオンシップツアー)イベントとしては初となったウェイブプールのサーフ・ランチを舞台にしたサーフランチプロ。
同イベント前のトレーニングセッションで、CTランクのトップ4が集まった日があったとか。
今回の動画は、WSLイベントの舞台裏動画を配信しているブラジリアンフィルマーによるVlog映像をお届けします。
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サーフランチプロ前のCTランクトップ4は、フィリペ・トレド、ガブリエル・メディナ、ジュリアン・ウィルソン、イタロ・フェレイラ。
実に4名中3名がブラジリアンという事で、ブラジリアンストームの勢力の強さを窺い知る事が出来ます。
そんな4名によるトレーニングセッションの映像ということで、あまり知られていない興味深い点があります。
人工波を発生させた時に通常のサーフィンではワンマンワンウェイブですが、2人一組となり、ライディングしていないサーファーは波と並走するジェットスキーの後部座席に乗って待機。
理由としては、近くで波のブレイクをチェックすることはもちろんのこと、サーフ・ランチの波はロングウェイブなのでライディング中のサーファーがワイプアウトしたらもったいないので、ワイプアウトしたらジェットスキーからのステップオフで乗ってしまうためです。
動画後半ではガブリエルとイタロのスケートボード対決も。サーフ・ランチにはサーフスケートでお馴染みのカーバースケートボードによる「ウェイブバンク」と呼ばれるバンクがあります。
当然、カーバースケートボードのデモもラインナップ。そこで、イタロがガブリエルを追いかけて対決となることに。
そこで面白いのが、二人共にグーフィーフッターなのに向き合いながら滑走。ガブリエルがスイッチスタンスで乗っているためです。
キッズの頃からスケートでスイッチスタンスしていたというガブリエルのコメントを聞くと、サーフィン中にショービットをしてスイッチになっても乗り続ける安定感は納得といった感じがしました。
最後に、今回の動画でもガブリエルがレフトのエンドセクションでカラプトをメイクしているので、サーフランチプロでも当初から狙っていたのだなと分かる内容となっています。
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イタロが乗っていたカーバースケートボードモデル